ラディックス株式会社が提供する「クラウド契約管理Sign」は、契約書の作成・締結・管理をクラウド上で一括して行える電子契約だ。法務省から認可を受けた※1数少ないサービスのひとつでもあるなど、高い信頼性で支持を集め、導入実績は約4,000社にものぼる。
同サービスでは、電子契約における本人性担保の仕組みとして、SMSを使った二要素認証を実装。「SMSLINK」のAPIタイプを活用して開発した。二要素認証は総務省・法務省・経済産業省の電子契約サービスに関するQ&A※2の中でも明記されるなど、電子契約サービスのセキュリティを確保する上ではほぼ必須の機能となっている。法的に実装が義務付けられる日も遠くはないだろうと、ラディックス株式会社の宇高氏はいう。「二要素認証は、「知識情報(ID・パスワードなど)」、「所持情報(スマートフォン、USBトークンなど)」、「生体情報(指紋、静脈、網膜など)」の内2つを組み合わせた認証です。例えば、ID・パスワードなどの知識情報に加えて、トークンやアプリでワンタイムパスワードを発行する方法や、指紋や虹彩などで認証する方法がありますが、いずれもユーザーにとって手間の掛かるのが難点です。これらに対して、本人のスマートフォンへSMSで認証コードを送る方法では、特別な機器を使ったり、アプリをインストールしたりする必要がなく、シンプルな形で二要素認証を行えます。電子契約が初めての方でも安心して使っていただけるよう、『クラウド契約管理Sign』ではこの方法を採用するのがベストだと考えました」