SMSによる二要素認証で電子契約の本人確認を強化安全性と効率性を両立させ、
契約締結までのリードタイムを7分の1に短縮

Glanz株式会社

Glanz株式会社×ラディックス株式会社

Glanz株式会社
代表取締役 中島 裕太 様

ラディックス株式会社
システム推進課 課長 宇高 叔央 様

ラディックス株式会社
中央支社 第一統括 課長代理 廣瀬 貴章 様

POINT

●電子契約で今後必須となりえる二要素認証の手段として、シンプルに運用できるSMSを採用。
●未成年者との契約における保護者の同意取得にSMSの二要素認証を使った活用事例では、契約締結までのリードタイムを7分の1に削減。
●「SMSLINK」とAPI連携することにより、二要素認証部分の開発はわずか7日で完了。

電子契約における二要素認証はほぼ必須に
「クラウド契約管理Sign」ではシンプルに使えるSMSを採用

 ラディックス株式会社が提供する「クラウド契約管理Sign」は、契約書の作成・締結・管理をクラウド上で一括して行える電子契約だ。法務省から認可を受けた※1数少ないサービスのひとつでもあるなど、高い信頼性で支持を集め、導入実績は約4,000社にものぼる。
 同サービスでは、電子契約における本人性担保の仕組みとして、SMSを使った二要素認証を実装。「SMSLINK」のAPIタイプを活用して開発した。二要素認証は総務省・法務省・経済産業省の電子契約サービスに関するQ&A※2の中でも明記されるなど、電子契約サービスのセキュリティを確保する上ではほぼ必須の機能となっている。法的に実装が義務付けられる日も遠くはないだろうと、ラディックス株式会社の宇高氏はいう。「二要素認証は、「知識情報(ID・パスワードなど)」、「所持情報(スマートフォン、USBトークンなど)」、「生体情報(指紋、静脈、網膜など)」の内2つを組み合わせた認証です。例えば、ID・パスワードなどの知識情報に加えて、トークンやアプリでワンタイムパスワードを発行する方法や、指紋や虹彩などで認証する方法がありますが、いずれもユーザーにとって手間の掛かるのが難点です。これらに対して、本人のスマートフォンへSMSで認証コードを送る方法では、特別な機器を使ったり、アプリをインストールしたりする必要がなく、シンプルな形で二要素認証を行えます。電子契約が初めての方でも安心して使っていただけるよう、『クラウド契約管理Sign』ではこの方法を採用するのがベストだと考えました」
※1 商業・法人登記のオンライン申請において利用できる電子署名サービスとして2020年に認可。
※2 総務省・法務省・経済産業省「利用者の指示に基づきサービス提供事業者自身の署名鍵により暗号化等を行う電子契約サービスに関するQ&A(電子署名法第3条関係)」(令和2年9月4日)
クラウド契約管理

事例:Glanz株式会社
所属タレント・クライアントとの各種契約を電子化
未成年者との契約では保護者の同意にSMS認証を活用 

 実際に「クラウド契約管理Sign」を導入した芸能プロダクションGlanz株式会社では、コンプライアンスの強化と大幅な業務効率化に成功している。主な活用領域は、タレント専属契約や案件ごとに各タレントと交わす個別契約だ。通常はタレント本人が事務所を訪れ、対面で契約を交わすが、未成年者との契約では、その場に同席しない保護者の同意も必要になる。そこで、SMSによる二要素認証の仕組みを使っているという。具体的な流れは以下の通りだ。
「クラウド契約管理Sign」の運用フロー
①契約相手であるタレントの担当マネージャーが『クラウド契約管理Sign』にID・パスワードでログインし、システム上で自身のスマートフォンへ認証コードを発行。SMSで届いた認証コードを画面上で入力することで、タレントの保護者へ契約書を送れるようになる。
②担当マネージャーが保護者の携帯電話番号をシステムに入力の上、保護者のメールアドレスへ契約書を送信。
③メールを受信した保護者は、本文に記載されたURLから専用のWebページにアクセスし、契約書の内容を確認する。
④契約書の内容に同意する場合には、同ページ内で「認証コード送信」ボタンを押すと、あらかじめシステムに登録されていた携帯電話番号へSMSが自動送信。記載された認証コードを上記ページ内で入力して、契約締結が完了する。

 運用のポイントについて、同社の担当営業であるラディックス株式会社の廣瀬氏は次のように話す。「SMSを使った本人認証は広く普及しており、何よりとても簡単なので、ほとんどの保護者の方がスムーズに契約の確認・同意を進められています。また、契約を送信するGlanz様側の操作も容易で、導入後すぐに使いこなしていただいていましたね」

成果:Glanz株式会社
月200件以上の契約書の紙作業がゼロに
なりすまし防止でコンプライアンスも強化

 現在220名のタレントを抱える同社では、タレントやクライアントとの契約が月200件以上発生し、そのうち2割程度(約40件)が保護者の同意を要する未成年者との契約だ。契約の締結・管理に関わる業務は、12名の従業員が他のマネージャー業務と並行して行っている。この膨大な量の契約業務を「クラウド契約管理Sign」でペーパレス化した結果、3つの成果が得られたという。
 1つ目はタイムロスの解消。以前は未成年者との契約で保護者の同意を取得するためには、契約書を遠方へ郵送したり、タレント本人が持ち帰り、押印後に返送したりしなければならなかった。そのため、契約締結完了までに少なくとも1週間はかかっていたという。これに対して、現在ではほとんどの契約が保護者の同意も含めて即日で締結完了。単純計算でリードタイムを7分の1に短縮できたことになる。
 2つ目は業務の無駄の解消だ。「契約書の印刷、押印、送付といった単純作業を、月200件分削減できたのは大きいですね」と中島氏は強調する。加えて、過去の契約書を一瞬で検索できるようになるなど、契約書の管理も効率化。マンパワーを創出できた結果、タレントのサポートや営業活動など、マネージャーとしてのコア業務に人的リソースを割けるようになった。
 そして3つ目は、リスクの解消だ。なりすましを防止し、保護者の同意を確実に得られるようになったことで、コンプライアンスを強化できた。
「『クラウド契約管理Sign』は、いまや私たちの仕事になくてはならないツールです。芸能業界はアナログな業務が多く残っており、一気にデジタル化するのは難しい部分もありますが、これを機に弾みをつけ、無理なく業務効率化を進めていきたいと思っています」と中島氏は笑顔を見せた。
導入メリット

SMSLINKとAPI連携し、わずか7日で二要素認証機能を構築
電子契約の安全を担うサービスとして、安定稼働を続けてほしい

 こうした二要素認証の仕組みを実装するにあたり、ネクスウェイの「SMSLINK」を選んだ理由について、宇高氏は「業界最安値水準の料金や、情報通信分野で30年以上の実績を持つネクスウェイのサービスであるという信頼性が決め手になりました」と話す。導入後の開発は非常にスピーディに進み、SMSによる二要素認証部分はわずか7日足らずで構築したそうだ。さらに、運用開始後のサポートにも満足しているという。「運用サーバーの切り替えから細かな事務処理まで、さまざまなご相談をさせていただいていますが、いつも嫌な顔ひとつせず迅速・柔軟に対応いただき、本当に助かっています」(宇高氏)
 今後、SMSが二要素認証に使われる機会はますます増えるだろうと話す宇高氏と廣瀬氏。最後にネクスウェイへの期待について、次のように語った。「手軽かつ確実な二要素認証の手段を提供するサービスとして、『SMSLINK』の存在感は一層増していくと考えています。今以上に大規模に活用されることが想定される中で、引き続き安定稼働を続けてほしいですね。私たちのサービスの一翼を担うパートナーとして、末永くお付き合いさせていただければと思っています」
宇高氏インタビュー風景
SMSLINKを選んだ理由

Glanz株式会社

設立 2014年7月7日
事業内容 芸能プロダクションの経営
各種芸能アーティストの開発
育成ならびにマネージメント等
HP https://glanz-p.jp/

ラディックス株式会社

設立 2004年8月20日
事業内容

法人向け情報化支援事業

HP https://www.radix.ad.jp/

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