iMessageとSMS・MMSとの違いとは?受信に必要な設定方法や注意点を解説
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こんにちは。SMS配信サービス「SMSLINK」ライターチームです。
SMSを送信する際に、顧客からiMessageとSMSの違いを質問されることもあるでしょう。この記事では、SMSによる顧客連絡を検討している企業の担当者に向けて、iMessageの特徴や仕組み、SMS、MMSとの違いについて解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.iMessage(アイメッセージ)とは
- 1.1.Apple製の端末間で利用できる
- 1.2.iMessageの利用にはApple IDが必要
- 1.3.1通あたりの料金目安
- 2.iMessageのおもな特徴・機能
- 2.1.既読や既読時間がわかる
- 2.2.テキスト・画像だけでなく動画も送信できる
- 2.3.すべてのメッセージをiCloudに保管できる
- 3.iMessageを送信する際の仕組み
- 4.iMessageとSMS・MMSの共通点
- 5.SMSの特徴とiMessageとの違い
- 5.1.SMSのおもな特徴
- 5.2.iMessageとSMSの違い
- 6.MMSの特徴とiMessageとの違い
- 6.1.MMSのおもな特徴
- 6.2.iMessageとMMSの違い
- 7.iMessageを顧客に受信してもらうために必要な設定方法
- 8.顧客にiMessageを送信する際の注意点
- 9.まとめ
iMessage(アイメッセージ)とは
SMSやMMSとの違いを知る前に、iMessageとは何か把握しておくことが大切です。以下で詳しく解説します。
Apple製の端末間で利用できる
iMessageとは、Apple製品で利用できるサービスです。iPhoneなどからメッセージを送信するために用いられます。アイメッセージは、iOS5以降に発売されているiPhoneやiPadなどが対象で、MacはOS X10.8以降で利用できます。
iMessageのアイコンは、緑に白の吹き出しのシンプルなデザインです。
iMessageの利用にはApple IDが必要
iMessageを利用するためには、Apple IDによるサインインが必要です。iMessageは、Apple IDや電話番号を利用してメッセージの送受信を行います。Macを使用している企業は、パソコンによるメッセージの送受信が可能です。
同じApple IDでサインインすれば、iPhoneで送受信したメッセージをMacで確認できます。
1通あたりの料金目安
iMessageは通信料内でメッセージの送受信ができます。Wi-Fiを接続して利用する場合は、通信料もかかりません。SMSのように1通あたりで送料がかかることはありません。
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iMessageのおもな特徴・機能
iMessageには、さまざまな機能や特徴があります。以下では、おもな特徴と機能を解説します。
既読や既読時間がわかる
iMessageは、送信したメッセージが相手に開封されると、アプリの画面上に「開封済み」の文字がつきます。表示されるのは「開封済み」だけでなく、送信した時間や受信相手が既読した時間も表示されます。
既読表示のオン・オフは自由に設定できるため、送信相手に既読した時間を知られたくない場合に便利な機能です。
テキスト・画像だけでなく動画も送信できる
iMessageはテキストや画像だけでなく、動画、ステッカーの送信も可能です。文字数に上限がないため、チャット感覚の気軽なやり取りから長文のメッセージまで、幅広いシーンで利用できます。
また、メッセージは全て暗号化されており、セキュリティ面においても安心して使用できるでしょう。
すべてのメッセージをiCloudに保管できる
iMessageで送受信したすべてのメッセージは、iCloudへ自動的に保存されます。クラウド上に保管できるため、iPhoneなどのデバイスの容量を消費しません。iCloudに紐づけされたデバイスであれば、場所を選ばずにメッセージを確認できます。
他のデバイスからメッセージを確認する際は、設定画面で受信したいデバイスを選択しておく必要があります。
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iMessageを送信する際の仕組み
iMessageは、宛先の種類を判別して端末に適したメッセージ機能を使い分けることができます。Apple IDだけでなく、電話番号やメールアドレスを宛先にしたメッセージの送信が可能です。
たとえば、電話番号を宛先にした場合はSMSに、メールアドレスを宛先にすると、MMSにメッセージが送信される仕組みになっています。送信先の端末がApple製品の場合は、電話番号でメッセージを送信してもiMessageが優先されます。
iMessageとSMS・MMSの共通点
iMessageとSMS・MMSの共通点は、チャット形式で気軽なコミュニケーションをとれることです。
そのため、端末ごとに異なるメッセージアプリに自動で切り替わっているとは気づかず、使用しているケースも多いでしょう。なかには、送信できる文字数が制限されているものもありますが、いずれもテキストの送信が可能です。
SMSの特徴とiMessageとの違い
SMSLINKは、安定した国内の通信網を利用した接続を行っています。そのため、高いメッセージ到達率が期待できます。
SMSのおもな特徴
SMSは、携帯電話会社が提供する音声通話回線を利用しているため、電話番号を宛先にしてメッセージを送信できます。SMSとは、Short Message Serviceの頭文字の略称です。
送信できるテキストの文字数は、従来は全角で70文字までが一般的でしたが、機種によって全角で最大670文字まで送信できる場合があります。
iMessageとSMSの違い
SMSは、1通あたりの送信料がかかります。なかには、同キャリア同士のみ無料になるケースもあります。また、音声通話回線を使用しているため、テキストのみ送受信可能です。
一方で、iMessageはOSの種類に関係なくメッセージや画像、動画などを送信できます。SMSは既読表示されませんが、iMessageでは「開封済み」と表示されます。
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MMSの特徴とiMessageとの違い
次に、MMSの特徴とiMessageと異なる点について、以下で解説します。
MMSのおもな特徴
MMSとは、Multimedia Messaging Serviceの頭文字の略称で、キャリア携帯会社が独自で提供しているメッセージサービスです。メッセージの宛先には、キャリアのドメインがついたメールアドレスを利用します。
テキストの文字数に制限はなく、画像や動画、音声データなども送受信できます。
iMessageとMMSの違い
MMSを利用する際に、パケット通信料が発生します。Wi-Fiの環境下でメッセージなどを送信すれば、無料で利用できます。また、既読表示の機能がないため、相手がメッセージを開封したかどうか確認できません。
MMSは、キャリア携帯会社が提供するサービスのため、一部の格安SIMを除くキャリアのスマートフォンのみで使用できます。
iMessageを顧客に受信してもらうために必要な設定方法
iMessageを利用して情報発信する場合は、顧客に受信設定を促す必要があります。
iPhoneユーザーの場合、「設定」をタップし、「メッセージ」内にある「iMessage」をオンにしてもらいましょう。さらに、「メッセージ」内の「送受信」を開き、「iMessageにApple IDを使用」を選択し、Apple IDとパスワードを入力してサインインすれば設定は終了です。
顧客にiMessageを送信する際の注意点
iMessageを利用して顧客へメッセージなどを送信する際は、以下の注意点に気をつけましょう。
iMessageを直接受信できるのはAppleユーザーのみ
Appleユーザーのみ、iMessageを直接受信できます。ただし、iPhone以外のデバイスでiMessageを利用するには、Apple IDが必要です。
iMessageでAndroidユーザーへメッセージを送信できますが、端末ごとにMMSもしくはSMSに切り替わります。iMessageの受信設定をしていない場合、iPhoneでもMMSに切り替わるケースもあります。
送信しても気づかれない可能性がある
iMessageを送信しても、顧客に気づかれない可能性があることも理解しておきましょう。たとえば、iMessageやMMSからGmailに送信しても、相手がiMessageの受信設定をオンにしていれば、iMessageのアプリ内にメッセージを受信します。Gmailなど特定のメールサービスに送信したい場合は、iMessageをオフにするなどの設定を促しましょう。
LTEを利用して送信する場合は通信料がかかる
LTEを利用すると通信料がかかる場合もありますが、Wi-Fiを利用すれば無料で済みます。また、iPhone同士でメッセージを送信した場合でも、受信側の端末がiMessageの受信設定をしていない場合は、MMSに送信されてしまいます。iMessageとSMS・MMSは、吹き出しの色で見極められます。iMessageが青で、SMS・MMSは緑色です。
まとめ
iMessageは、テキストや画像、動画を送信できるメッセージアプリです。事前に顧客の端末がApple製品であることを知っていれば、料金が安く有効な手段と言えます。しかし、もし顧客の端末がApple以外であれば、SMSなどに置き変わって送信されるため一括送信などができなくなります。
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