カゴ落ちとは?離脱の原因とECサイトで行える対策方法を解説
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こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
ECサイトを運営している事業者のなかには、カゴ落ちの問題で頭を抱えている方もいるでしょう。カゴ落ちにはさまざまな原因が考えられ、対策を講じることで改善を期待できます。本記事では、カゴ落ちが起こる原因や対策方法について解説するので参考にしてみてください。
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目次[非表示]
- 1.カゴ落ちとは?
- 2.カゴ落ち対策で押さえるべきポイント
- 2.1.カゴ落ち率と現状を把握する
- 2.2.カゴ落ちの原因を考察する
- 2.3.カゴ落ちを減らす改善策を検討する
- 3.【9選】おすすめのカゴ落ち対策
- 3.1.1. カゴ落ちメールを送信する
- 3.2.2. 購入手続きをシンプルにする
- 3.3.3. 配送料の詳細を明確にする
- 3.4.4. 配送方法の選択肢を増やす
- 3.5.5. 商品情報を充実させる
- 3.6.6. アカウント登録の負担を減らす
- 3.7.7. セキュリティ対策を徹底する
- 3.8.8.エラー項目がわかりやすいようにする
- 3.9.9. 決済方法の選択肢を増やす
- 4.カゴ落ちの対策を徹底して離脱率を下げる
カゴ落ちとは?
カゴ落ちとは、ECサイトにおいてユーザーが商品をカートに入れた状態で離脱した状態のことです。「カート放棄」とも呼ばれます。
カゴ落ちは、購入手続きの途中まで進んだものの、何かしらの理由で購入を中止された状態です。機会損失になるため、カゴ落ち率が高い場合は対策を講じることが大切です。
また、カゴ落ちが減れば、ECサイトの売上向上にもなります。機会損失の対策や売上向上のためにも、カゴ落ちの対策を講じてみてください。
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カゴ落ち対策で押さえるべきポイント
カゴ落ちにはさまざまな原因があり、原因によって対策すべき内容も異なります。では具体的にカゴ落ち対策でどのようなポイントを押さえるべきなのか、1つずつ見ていきましょう。
カゴ落ち率と現状を把握する
カゴ落ち対策を実施する際は、カゴ落ち率と現状を把握することが必要です。
カゴ落ち率の計算方法は以下の通りとなっているので参考にしてみてください。
・カゴ落ちの人数 = カートに商品を入れた顧客の数 − 実際の購入者数
・カゴ落ち率(%) = カゴ落ちの人数÷カートに商品を入れた顧客の数 × 100
カゴ落ち率の算出は、購入が停滞する原因や顧客の行動パターン、サイトや商品の改善にもつながります。ECサイトを運営している場合は、自店舗のカゴ落ち率をまず算出してみるとよいでしょう。
カゴ落ちの原因を考察する
カゴ落ち率が明らかになった後は、原因を模索しましょう。購入手続きが手間に感じたり、送料が高すぎたり、ページの読み込みが遅かったりと原因はさまざまです。
よくあるカゴ落ちの原因を下記にまとめたので、当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
- 購入までの手続きが手間に感じる
- ほかに魅力的な商品があった
- 送料や手数料が高い
- 配送に時間がかかる
- 購入の手続き途中でエラー表示が出た
- ページの読み込みが遅い
- 決済方法が限られていた
- 購入前にアカウント登録をしなければならない
- 商品が思った以上に高額だった
- 返金に関する規定が案内されていなかった
- 返品できない
カゴ落ちを減らす改善策を検討する
カゴ落ちの原因を考察した後は、それに対する改善策を検討しましょう。
たとえば購入手続きが複雑だった場合は、入力フォーマットを分かりやすいデザインにしたり、ページの読み込みが遅い場合はサイトのシステムを改善したりすることで、カゴ落ちの予防につながります。
なお、改善策を実行したとしても、すぐに効果が出るとは限りません。改善策を実行した後もカゴ落ち率をモニタリング、効果があるかどうか常にチェックすることが重要です。
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【9選】おすすめのカゴ落ち対策
ECサイトの運営者の中には「カゴ落ちの原因は分かったものの、具体的な対策方法が思いつかない」という方もいることでしょう。おすすめのカゴ落ち対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. カゴ落ちメールを送信する
ユーザーの中には「時間がなくてサイトを離れてしまった」「購入手続きをしていることを忘れていた」という方は珍しくありません。
「購入手続きが終わっていない商品があります」というようにメールでアナウンスをすることで、購入してくれる可能性があります。まずはカゴ落ち状態にあるユーザーに向けて、メールを送信することも検討してみてください。
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2. 購入手続きをシンプルにする
ユーザーのなかには「購入までの手続きが面倒」と感じて、カゴ落ち状態となっている人もいる可能性があります。この場合には、購入までのステップをスムーズにするため、ECサイトの購入手続きをシンプルにすることが対策となります。
入力フォームの設計し直しにお困りの場合は、フォーム最適化ツールを活用するのもおすすめです。
3. 配送料の詳細を明確にする
ユーザーの中には、配送料がどれくらいかかるのか気にする方もいます。配送料を無料にすれば購入につながりやすくなりますが、事業者によっては難しいところもあるでしょう。
配送料の高さが原因でカゴ落ちを防ぐためには、商品の詳細の欄に送料の情報を記載することが大切です。分かりやすい場所に配送料に関する情報を記載し、カゴ落ちの頻度を減らしましょう。
4. 配送方法の選択肢を増やす
ユーザーによっては急いで商品を配送してもらいたかったり、都合がよい日に商品を送ってほしかったりといったニーズがあることも考えられます。その場合、日時が指定できなければ、不便に感じられてしまう原因となります。
複数のニーズに応えられるようにするためにも、速達や配達日指定など配送方法の選択肢を増やしましょう。
5. 商品情報を充実させる
カゴ落ちを防止するためには、商品情報を充実させることが重要です。商品情報の内容が薄すぎると、ユーザーにその商品の特徴を伝えづらくなり、購入に至らない可能性があります。
少しでも商品購入に踏み切れるよう、商品の詳細情報は具体的に明記しましょう。
6. アカウント登録の負担を減らす
ECサイトによっては、アカウント登録を必要とするところもあるでしょう。アカウント登録は、ユーザーによっては手間に感じることがあります。少しでもユーザーの負担を軽減させるためにも、アカウント登録なしで購入手続きできる仕組みを検討することも大切です。
どうしてもアカウント登録が必要な場合は、購入手続きの時ではなく事前にアカウント作成を促すのがおすすめです。購入手続きの際にアカウント登録の作成が必要だと、ユーザーに手間を感じさせてしまいカゴ落ちになる可能性があります。
アカウント登録の手間によるカゴ落ちを防ぐためにも、購入前にアカウント作成ができるようにしたり、アカウント登録なしでも購入できるようにしたりといった工夫をしましょう。
7. セキュリティ対策を徹底する
ユーザーの中には、基本情報やクレジットカードを記載したことによって情報が漏洩しないか懸念する方もいます。そのようなユーザーの不安を払拭するためにも、セキュリティ対策を徹底することが重要です。
セキュリティ対策を徹底する際には、下記を参考にしてみてください。
- SSLによるデータの暗号化を図る
- サイトのログインを2段階にする
- 監視システムなどを導入する
8.エラー項目がわかりやすいようにする
フォームでの入力エラーが起きると、ユーザーの離脱につながります。入力フォームでのエラー項目や内容をわかりやすくして、スムーズに購入手続きができるようにしましょう。
たとえば、入力ミスによるエラーが生じる場合は、何に・どういったエラーが起きているか赤字で記載する、エラー項目のすぐ下にエラー内容を表示させる、などの工夫をするとよいでしょう。
エラーの項目をわかりやすく表示し、ユーザーがすぐにエラー項目を修正できるようにして、ECサイトのカゴ落ちを減らしましょう。
9. 決済方法の選択肢を増やす
代引きのみの支払いというように決済方法が限られていると、ユーザーは途中で商品購入を断念しやすくなります。商品購入の手続きまで進んでいるため、決済方法を豊富にすれば機会損失を防げると考えられます。
少しでも多くのユーザーに商品を購入してもらうためにも、クレジットカードやコンビニ支払い、電子マネー、代引きなど決済方法の選択肢を増やすことも検討しましょう。
カゴ落ちの対策を徹底して離脱率を下げる
本記事では、カゴ落ちが起こる原因と解決策について解説しました。カゴ落ちを防ぐためには、ECサイトを利用しやすくすることが重要です。カゴ落ちが生じる原因を模索し、対策を練ってみてください。
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