SMSのセキュリティ性が高い理由は?SMS配信のメリット・活用例を紹介
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こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
多くの企業が、ユーザーへの連絡手段としてSMS(ショートメッセージ)を活用しています。
携帯電話番号さえわかればメッセージを送信でき、ユーザー本人の目に届きやすいという点もメリットですが、それ以上に「セキュリティ性が高い」というポイントが選ばれる理由の一つです。
SMSはなぜ、セキュリティ性が高い連絡手段と言われているのでしょうか。その理由を詳しく紹介します。
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目次[非表示]
- 1.SMSのセキュリティ性が高い理由
- 1.1.不正アカウント取得が困難
- 1.2.キャリアやスマホの機能で迷惑SMSをブロックできる
- 1.3.異なる端末では受信できない
- 2.SMSとメール・LINEのセキュリティを比較
- 2.1.メールとSMSの違い
- 2.2.LINEとSMSの違い
- 3.セキュリティ性が高いSMSの活用シーン
- 3.1.本人確認
- 3.2.2段階認証
- 3.3.予約のリマインドや督促連絡
- 3.4.「スミッシング」を疑われないよう要注意
- 4.セキュリティだけじゃない!SMS送信のメリット
- 5.セキュリティレベルが高いSMS送信サービスの要件は?
- 5.1.送信元番号の指定が可能
- 5.2.キャリア直接接続が可能
- 5.3.適切なセキュリティ対策をしている
- 6.高セキュリティのSMS送信サービスなら「SMSLINK」
- 7.高セキュリティのSMSで安全にSMSを送信しよう
SMSのセキュリティ性が高い理由
SMSという連絡手段のセキュリティレベルが高い理由は、主に以下の3点です。
- 不正アカウント取得が困難
- キャリアやスマホの機能で迷惑SMSをブロックできる
- 異なる端末では受信できない
一つずつ、詳しく解説します。
不正アカウント取得が困難
SMSのセキュリティ性が高い理由の一つに、不正なアカウント取得が困難という点が挙げられます。
SMSの送受信には、実在する携帯電話番号が必要不可欠です。携帯電話の契約には本人確認書類の提示が求められるため、不正利用者が架空の携帯電話番号を作成することは困難であるとされています。
キャリアやスマホの機能で迷惑SMSをブロックできる
SMSは不正アカウント取得が困難なことから信頼性の高いメッセージツールです。その事実に目をつけた詐欺業者によって、一時期SMSによる詐欺メッセージが横行しました。
この事態を受け、携帯通信キャリアが海外からの不審な自動発信を検知するフィルタリングシステムを強化しています。
(参考記事:そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!|独立行政法人国民生活センター)
現在では、携帯キャリアごとに、以下のような迷惑SMSをブロックできるセキュリティ機能が備わっています。
キャリア名 |
迷惑SMSブロック機能 |
---|---|
docomo |
|
au |
|
SoftBank |
また、携帯キャリアだけではなくスマホの機能でもSMSのブロックが可能です。
スマホOS |
SMSブロックの方法 |
---|---|
iOS |
|
Android |
ブロック機能が強化されたことで、SMSのセキュリティ性はより高くなりました。
異なる端末では受信できない
SMSは、携帯電話番号を利用し、電話回線を介して送受信するメッセージです。
メールは複数の端末で受信することができますが、携帯電話番号は一つの端末でしか受信ができないという特徴があります。そのため、メールと異なり、アドレスやパスワードなどが漏洩して異なる端末で情報を受信されるというセキュリティ面の心配がありません。
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SMSとメール・LINEのセキュリティを比較
SMSと同じように、メッセージの送受信に使われるツールやサービスとして「メール」「LINE」があります。
どちらも、企業からユーザーへの連絡窓口として使われるケースが多い手法ですが、SMSと比較した際にどのようなセキュリティの違いがあるのでしょうか。
- メールとSMSの違い
- LINEとSMSの違い
それぞれ、詳しく解説します。
メールとSMSの違い
メールは、インターネットを通じて送受信を行うため、テキストだけでなく画像や動画など、様々な形式のファイルを添付することができます。
一方、SMSは電話回線を用いて携帯電話同士で送受信するメッセージであり、テキストのみを送信できます。ファイルの添付や画像の送信はできません。
また、SMSには全角660文字という文字数制限がありますが、メールは基本的には無制限で送れますが、サービスによっては最大5,000文字など、制限があるものもあります。
セキュリティ面の違い
メールはGmailなどのフリーメールで誰でも無料でアカウントを作成できるため、なりすましや不正アカウントの取得が容易です。サービスへのユーザー登録の際に、不正なアドレスが使われる確率が高くなります。そのため、連絡手段としてのセキュリティ性は、SMSよりも低くなります。
一方、SMSは携帯電話番号で送受信するため、他人になりすますことが難しく、一人のユーザーが複数の携帯電話番号を所有するケースは少ないです。そのため、セキュリティ性が高いと言えます。
LINEとSMSの違い
LINEとSMSは、どちらもチャット形式でメッセージのやり取りを行うという点では似ている連絡手段です。
LINEは、インターネットを通じて送受信するメッセージアプリであり、テキストだけでなく画像や動画、音声通話やビデオ通話など、さまざまな機能を利用できます。
一方、SMSは携帯電話同士で送受信するメッセージであり、テキストのみを送信できます。LINEのように、ファイルの添付や画像の送信はできません。
セキュリティ面の違い
LINEは、専用のトークアプリをダウンロードしたユーザーしか利用できず、企業アカウントの友達登録を行わなければメッセージのやり取りを始められないという点が大きな違いです。
セキュリティという面では、メッセージの暗号化が行われているため安全ではありますが、メールと同様にPCなどの端末からのログインが可能であるためSMSよりもリスクが高いといえるでしょう。実際に、ログインIDの流出による乗っ取り・なりすましなどの被害も発生しています。
一方SMSは、携帯電話端末にプリインストールされているサービスであるため、携帯電話番号さえわかれば、企業からユーザーに対して簡単にメッセージを送信できます。
先述の通り、携帯電話番号は複数の端末での利用はできないため、乗っ取りなどのリスクは低いといえるでしょう。
セキュリティ性が高いSMSの活用シーン
SMSはセキュリティ性が高く、ユーザー本人に直接メッセージを届けやすい連絡手段としてさまざまなシーンで活用されています。
- 本人確認
- 2段階認証
- 予約のリマインドや督促連絡
これらの場面で、誰もが一度はSMSを利用したことがあるのではないでしょうか。
SMSが選ばれる活用シーンについて詳しく解説します。
本人確認
携帯電話番号は身分証明書の提示によるSIM契約によって発行されるため、なりすましのリスクが低いです。その特性を活かして、オンラインでの本人確認にSMSが利用されています。
一般的なアプリのユーザー登録から、高いセキュリティ性が求められる銀行などのサービスでもSMSによる本人確認が採用されています。
SMSによる本人確認は、ユーザーが申し込みフォームに携帯電話番号を入力し、届いたSMSに記載されているワンタイムパスワードを再度フォームに入力するという手順で行われます。
これは「2段階認証」と呼ばれる認証方法です。次項から、より詳しく紹介します。
2段階認証
2段階認証は、以下のような場面で行われます。
- パスワードを忘れた場合のログイン方法
- 銀行アプリでの入金や出金
- 行政のサービスや保険の申し込み
これらの利用シーンから、SMSは、セキュリティ面での信頼度がメールやLINEよりも高いことがおわかりいただけるかと思います。
SMSによる本人確認・2段階認証について詳しくは以下の記事でも紹介しています。
予約のリマインドや督促連絡
予約のリマインドや支払いの督促など、重要な連絡にSMSを活用する企業が増えています。
美容院やレストラン、病院などでは、予約の前日にSMSでリマインドの連絡をすることで無断キャンセルを防止しています。
オンラインの予約フォームに携帯電話番号が入力されれば、直接本人にメッセージを送信できるというSMSの強みを活かした活用方法です。
同様に、公共料金や携帯電話の利用料金の支払いの督促にもSMSが使われています。
「スミッシング」を疑われないよう要注意
ただし、企業からユーザーへ直接SMSを送信する際は、「スミッシング」を疑われないように文章を作成する必要があります。
スミッシングとは、悪意のある第三者が不正にSMSを送信し、URLへのアクセスによって個人情報を盗み出そうとするフィッシング詐欺の手法です。
企業がSMSを送信する際は、ユーザーに安心してもらえるような配慮が大切です。例えば、本文中に問い合わせ先を明記したり、送信元の電話番号を明記するなどの工夫をしましょう。利用者への丁寧な説明を心がけることで、スミッシングと疑われるリスクを減らすことができます。
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セキュリティだけじゃない!SMS送信のメリット
SMSによるメッセージには、セキュリティ以外にも多くのメリットがあります。
- ガラケー(フィーチャーフォン)ユーザーにもリーチできる
- 通信にかかるコストが低い
- 機種変更やキャリア変更による影響を受けにくい
- チャット形式なのでITリテラシーが高くないユーザーでも利用しやすい
安全かつ確実なメッセージ配信方法をお探しなら、SMSがおすすめです。
PCから一斉送信でSMSを送る場合は、SMS送信サービスを活用しましょう。
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セキュリティレベルが高いSMS送信サービスの要件は?
SMS送信サービスとは、企業からユーザーへのSMS配信をスムーズに行うためのツールです。
数万通など多くの宛先に送れる一斉送信SMSや、ユーザーの状況に合わせてピンポイントに送るSMSなど、さまざまな利用方法があります。
SMS送信サービスを選ぶにあたって、気になるのがセキュリティレベルです。
セキュリティレベルが高いSMS送信サービスかどうかを見極めるには、以下の要件に注目しましょう。
- 送信元番号の指定が可能
- キャリア直接接続が可能
- 適切なセキュリティ対策をしている
一つずつ、詳しくみていきましょう。
送信元番号の指定が可能
送信元番号とは、SMSを受信したユーザーの端末に表示される、送信元の電話番号です。
通常のSMS送信サービスでは、送信元番号はランダムな番号が表示される仕様になっています。そのため、ユーザーにとってはどこから届いたSMSなのかがわからず、開封されないまま埋もれるリスクがあります。
送信元番号を指定したり、社名にしたりといった変更が可能なSMS送信サービスなら、「なりすましや不正ではない、安全なSMSである」と安心感を持ってSMSを確認いただけます。
「SMSLINK」の送信元番号指定オプションについて、以下から詳しく確認できます。
>送信元番号指定オプションについて見てみる
キャリア直接接続が可能
SMSを送信する方法には、「国際網接続」と「キャリア直接接続」の2種類があります。
「国際網接続」は海外の配信事業会社を利用し、国際回線網を経由するためSMSの送信単価が比較的安価であるという点がメリットです。しかし、受信者の携帯端末ではセキュリティ強化のため海外からのSMSをブロックするフィルタリングが行われている場合があるため、ユーザーへの到達率が低くなる可能性があります。
一方、「キャリア直接接続」は国内の大手キャリアと直接接続し、SMSを送信します。ユーザーにとって不正なアカウントからのSMSとして認知されることなく送信できるため、キャリア直接接続しているサービスの利用がおすすめです。
適切なセキュリティ対策をしている
SMS送信サービスを提供している事業者が、適切なセキュリティ対策をしているかどうかという点にも注目しましょう。
以下のようなセキュリティ対策を実施している事業者であれば、安心してSMS送信サービスを利用できます。
- SSL暗号化通信
- IPによる管理画面へのアクセス制限
- サーバーへのデータバックアップ
SMS送信サービスを比較する際は、これらの対策を実施しているかどうかを公式サイトなどで確認することが重要です。
高セキュリティのSMS送信サービスなら「SMSLINK」
セキュリティレベルが高いSM送信サービスの特徴を網羅しているのが、ネクスウェイのSMSLINK」です。
1通あたり6円〜※という低コストによる配信が可能で、送ったSMSの数によって利用料が確定するため、コストを抑えながらSMS配信を始めたいという方におすすめです。初期費用や月額固定料金は0円なので、導入しやすさもメリットです。
API連携は数日で完了でき、管理画面は直感的に操作できるわかりやすさにこだわっています。SMSの配信によってユーザーへの連絡の到達率を上げたいとお考えの方は、ぜひ「SMSLINK」の導入をご検討ください。
【SMSLINKの特徴】
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- 国内携帯キャリアと直接接続による安定した通信網を利用
- 初期費用、月額固定費0円、1通あたり6円~(※月間の送信通数によって異なります)
- 直感的に利用できるわかりやすい管理画面
- API連携 / 最短3日で開発できる簡易API
高セキュリティのSMSで安全にSMSを送信しよう
SMSは携帯電話番号を利用し、電話回線でメッセージの送受信を行う連絡手段です。携帯電話番号は不正な取得やなりすましが難しいため、SMSは、メールやLINEと比べてセキュリティ面で優れています。
特に、本人確認や2段階認証など、セキュリティが求められる場面で有効活用できます。それだけではなく、利用料の支払いの督促や、予約のリマインドといった場面でも役立っています。
SMS配信サービスを利用する際は、送信元番号の指定やキャリア直接接続などのセキュリティ対策が施されているサービスを選ぶようにしましょう。
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ネクスウェイのSMS送信サービス「SMSLINK」は、マニュアルレスのカンタン操作が特徴です。使いやすく充実した機能と手厚い保守・運用サービスを持つ国内網サービスでありながら、6円/通~の業界最安水準を実現しました。
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