docomo
迷惑メッセージ対策サービスとして、特定の番号からのSMSをブロックする「個別番号拒否設定」や、フィッシングSMSと判定されたSMSをブロックする「危険SMS拒否設定」などが設定可能です。
au
「迷惑SMSブロック」機能により、迷惑SMSの疑いのあるSMSを自動判定し自動でブロックできます。
SoftBank
「SMSフィルタリング」機能により、迷惑なSMSを自動でブロックできます。
楽天モバイル
SMSの拒否設定は、メッセージアプリや「マイ楽天モバイル」アプリから行えます。

キャリアごとに提供されている機能を活用することで、不要なSMSを効果的にブロックできます。それぞれのキャリアの公式サイトで詳細な設定方法を確認するとよいでしょう。

次の段落では、具体的な設定方法や手順について詳しく説明します。

SMS（ショートメール）の着信拒否・解除の設定方法

SMSの受信拒否や解除方法は、キャリアやデバイスによって異なります。

ここでは、各キャリアやデバイス別の具体的な設定手順を紹介し、アプリを活用した方法についても説明します。どの方法が最適かを理解し、自分に合った設定方法を選択しましょう。

各キャリアの設定・解除方法

主要なキャリアごとに、SMSの拒否設定および解除の手順を解説します。

docomo

設定手順
     1. 「My docomo」アプリまたはWebページにログイン
     2. 「迷惑メール対策設定」メニューから「SMS拒否設定」を選択
     3. 拒否する電話番号を追加して設定を完了
解除手順
     1. 同じメニューから拒否リストを表示
     2. 該当する番号を削除し、設定を保存
設定可能な一覧
- SMS一括拒否
- 危険SMS拒否
- 非通知SMS拒否
- 国際SMS拒否
- 国内他事業者SMS拒否
- 個別番号拒否
- 個別番号受信

参照：https://www.docomo.ne.jp/info/spam_mail/sms/

au

設定手順
     1. 「迷惑メッセージ拒否設定」ページにアクセス
     2. 「SMS拒否設定」項目で拒否する番号を追加
     3. 設定を保存して完了
解除手順
1. 同ページで設定内容を変更し、拒否リストから削除

設定可能な一覧
- 迷惑SMSブロック

参照：https://www.au.com/mobile/service/sms/filter/

個別の番号拒否設定については、iPhone、Andoroidの設定・解除方法と同一となりますので、後述の章をご確認ください。

SoftBank

設定手順
     1. 「My SoftBank」へログイン
     2. 「照会・設定」メニューから「迷惑メール対策」画面に移動
     3. 拒否する設定や番号を指定して設定を有効化
解除手順
1. 「迷惑メール対策」設定画面で拒否設定を削除し、変更を保存

設定可能な一覧
- なりすましSMSの拒否
- 特定またはすべての電話番号から送られるメールを「許可／拒否する」
- URLリンク付きSMSの拒否
- 迷惑SMSフィルター

参照：https://www.softbank.jp/support/faq/view/11600

楽天モバイル

設定手順
1. 「My 楽天モバイル」アプリにログイン
2. 「契約プラン」メニューから「迷惑SMS拒否設定」を選択する
解除手順
1. 同じ画面で設定を解除

設定可能な一覧
- 迷惑SMSブロック

参照：https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/sms-filter/

個別の番号拒否設定については、iPhone、Andoroidの設定・解除方法と同一となりますので、後述の章をご確認ください。

iPhoneでの設定・解除方法

iPhoneでは、標準のメッセージアプリを使用してSMSのブロックと解除が可能です。以下の手順で設定できます。

設定手順
  1. メッセージアプリを開き、ブロックしたい相手のスレッドを選択
  2. スレッドの詳細画面で上部に表示されている名前または電話番号を選択
  3. 「情報」から「この発信者を着信拒否」を選択
  4. 設定完了後、以降のメッセージは受信されません
解除手順
  1. 「設定」アプリを開き、「電話」→「ブロックされた連絡先」の順に進む
  2. ブロックリストから該当する連絡先を削除

参照：https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph203ab0be4/ios

Androidでの設定・解除方法

Android端末では、メーカーごとに設定画面が異なるため、一般的な手順を紹介します。

設定手順
  1. メッセージアプリを開き、ブロックしたい相手のメッセージを選択
  2. 「詳細」または「設定」メニューから「ブロック」を選択
  3. 以降のメッセージは自動で拒否されます
解除手順
  1. メッセージアプリの設定メニューから「ブロックされた連絡先」を表示
  2. 拒否リストから該当する連絡先を削除

参照：https://www.softbank.jp/support/faq/view/20575

次の段落では、各キャリアの迷惑SMS対策の一覧表を紹介し、詳細な比較を行います。

【一覧表】各キャリアの迷惑SMS対策

各キャリアは、ユーザーが迷惑なSMSを受信しないようにするためのさまざまな対策を提供しています。それぞれの対策方法には特徴があり、設定の手軽さや機能の充実度も異なります。

ここでは主要なキャリアが提供する迷惑SMS対策を一覧表にまとめ、比較しやすく説明します。

キャリア	主な対策方法	特徴	設定方法	参照元
docomo	危険SMS拒否	フィッシングSMSと判定されたSMSを拒否	Mydocomoから設定（※2022年3月24日以降の新規契約者には自動適用）	参照元
docomo	個別番号拒否	個別に指定した電話番号からのSMSを拒否	Mydocomoから設定	参照元
docomo	国際SMS拒否	海外事業者の利用者から送信されたSMSを拒否	Mydocomoから設定	参照元
au	迷惑SMSブロック	迷惑SMSの疑いのあるSMSを自動判定し、受信を拒否	申込不要（※2023年2月15日以降、全契約者に自動適用）	参照元
SoftBank	SMS（電話番号メール）の受信拒否設定	特定の番号からのメッセージや電話をまとめて拒否	MySoftBankから設定	参照元
SoftBank	海外からの電話番号メール拒否設定	海外の通信事業者で契約している電話番号などから送られてくるSMSを拒否	MySoftBankから設定	参照元
楽天モバイル	迷惑SMS拒否設定	フィッシング詐欺などに使われる迷惑SMSを自動検知し、受信拒否	申込不要（※全契約者に自動適用）	参照元

各キャリアの対策を活用するメリット

設定の簡便さ
専用のアプリやWebページから簡単に設定できるため、初心者でも安心して利用可能です。
柔軟な対応
各キャリアのフィルタリング機能を活用することで、自分に合った迷惑SMS対策が行えます。
自動ブロックの精度
AI技術を取り入れたキャリアも多く、精度の高いブロックが期待できます。

次の段落では、SMSの受信拒否やブロックに関するよくある質問に答え、ユーザーが気になる点を解説していきます。

SMSの拒否・ブロックについてよくある質問

SMSの拒否・ブロックに関しては、多くのユーザーが疑問を抱いていることと思います。ここでは、よく寄せられる質問を解説していきます。

Q. SMSの拒否設定は相手に伝わるのか

通常、SMSの受信拒否設定を行っても、相手には拒否されていることが直接伝わることはありません。相手がメッセージを送ってきても、送信エラーにはならないため「ブロックされた」と相手が気づくことは難しいでしょう。

しかし、何度も送信が失敗したり、返信がない場合、相手が拒否を疑う可能性はあります。

通常、SMS拒否設定を行っても相手には通知されない
相手が直接気づくことは難しいが、状況から察する可能性はある

Q. 電話の着信拒否をすると、SMSも拒否になるのか

携帯番号の着信拒否設定を行っても、通常はSMSの受信には影響しません。着信拒否は音声通話に対する設定であり、SMSとは別の仕組みです。そのため、着信拒否を設定している相手からもSMSを受信することが可能です。

ただし、一部のスマートフォンや携帯キャリアでは、特定の番号からのSMSも拒否する設定が提供されている場合があります。この場合は、設定に応じてSMSがブロックされることがありますので、詳細はお使いの機種やキャリアの設定を確認するとよいでしょう。

設定方法の確認
使用しているキャリアやデバイスの設定画面を確認し、電話とSMSの拒否設定が別々に管理されているかどうかを確認しましょう。

Q. 拒否設定をされている相手にSMSを送るとどうなるのか

相手がSMS拒否を設定している場合、送信したメッセージは届かず、送信エラーとなることがあります。しかし、多くの場合、エラーメッセージが送信者に返されるわけではないため、ブロックされているかどうかを確認することは難しいです。

メッセージは送信者の端末上では「送信済み」と表示されるが、相手には届かない
エラーメッセージが返されないため、ブロックを判別するのは難しい

Q. 相手にSMS拒否設定にされたらどうすればいいのか

相手がSMSの拒否設定を行っている場合、連絡を取るための代替手段を検討する必要があります。以下の方法を試してみましょう。

他のメッセージアプリを使用する
   - LINEやWhatsAppなど、別のメッセージングアプリを利用して連絡を取る
   - 既に他のアプリで繋がっている場合、メッセージが届きやすい
電話で直接連絡する
   - SMSの拒否設定はされていても、電話が通じる場合は直接連絡してみる
   - 緊急の場合は、電話が有効な手段となる
メールで連絡する
- 相手のメールアドレスが分かる場合、SMSの代わりにメールで連絡を試みる
第三者に頼んで連絡してもらう
- 共通の知り合いがいる場合、その人を介してメッセージを伝える

相手が拒否・ブロックを解除してくれる可能性がある場合は、丁寧に説明し、拒否解除をお願いすることも有効です。

次の段落では、ビジネスでSMSを確実に届けるための方法を解説し、国際網接続でのSMS送信に関する問題点や対策について説明します。

【企業向け】国際網接続でSMSを送信すると迷惑SMSとしてブロックされる可能性も

企業がSMSを活用して顧客にメッセージを送信する場合、特に国際網接続を利用する場合には注意が必要です。国際網接続を経由したSMS送信は、迷惑SMSとしてブロックされる可能性が高くなります。

ここでは、国際網接続がブロックされやすい理由や、その対策について説明します。

なぜ国際網接続がブロックされやすいのか

国際網接続を経由するSMSは、国内網（国内携帯キャリア）を経由する場合と比べて迷惑メッセージとして検出されやすくなります。その主な理由は以下の通りです。

不正利用の多さ
国際網接続を利用したスパム行為が多く、各キャリアは国際網経由のSMSを厳しく監視する傾向があります。
通信事業者の規制強化
国内の通信事業者は、国際網経由のSMSに対してより厳しいフィルタリングを行う傾向があります。

国際網接続と国内網の違い

国際網接続と国内網を通じたSMS送信には以下の違いがあります。それぞれの特徴を理解し、適切な送信方法を選択することが重要です。

項目	国際網	国内網
迷惑SMSブロックの可能性	高い	低い
通信費用	比較的安い	国際網に比べて高い
メッセージの到達性	通常は問題なく送信できるが、ブロックのリスクがある	安定した到達性が期待できる

ビジネスで確実にSMSを届けたいなら、国内網のサービスがおすすめ

ビジネス利用でSMSを確実に届けるためには、国内網（国内携帯キャリア）を利用したSMSサービスの活用が有効です。国内網のサービスを利用することで、発信元番号の信頼性を高め、迷惑SMSとしてブロックされるリスクを減らすことができます。

国内網利用のメリット

メッセージの信頼性が高い
国内網を経由することで、発信元の番号が正確に表示され、受信者側での信頼度が向上します。
迷惑メッセージブロックの回避
国際網接続に比べて、迷惑メッセージと判断されるリスクが低く、安定したメッセージ到達が期待できます。
到達率の向上
国内の通信事業者との直接接続により、メッセージの到達率が向上します。特に重要な通知や認証コードの送信においては、大きなメリットとなります。

国内網のSMSサービス導入を検討する場合のポイント

信頼できる通信事業者を選ぶ
SMSの到達性や信頼性を確保するために、信頼性の高い通信事業者を選ぶことが重要です。
国内外の送信経路を切り替える柔軟なサービス
海外への送信も必要な場合は、国際網と国内網を柔軟に切り替えることができるサービスを選択すると便利です。

次の段落では、国内網直収のSMSサービスとして「SMSLINK」の特徴を紹介し、そのメリットを解説します。

国内網直収のSMSサービスならSMSLINK

SMSを確実に届けたいビジネスには、国内キャリアと直接接続しているサービスを利用することが重要です。その中でも「SMSLINK」は、特に信頼性と送信成功率に優れた選択肢となります。SMSLINKは、国内携帯キャリアと直接接続し、安定した通信網を使ったSMS配信サービスです。

1通あたり6円～送信でき、初期費用や月額固定料金は0円。料金は送った分の到達課金のみで、コストを抑えてSMS配信をしたい方におすすめです。

【SMSLINKの特徴】

5年半で2,500社超の導入実績（※2024年2月時点）
国内携帯キャリアと直接接続による安定した通信網を利用
初期費用、月額料金0円、1通あたり6円～（※月間の送信通数によって異なります）
直感的に利用できるわかりやすい管理画面
API連携 / 最短3日で開発できる簡易API

重要連絡への活用はもちろんのこと、日程リマインド、督促、アンケート活用、販促やマーケティング、SMS認証など、SMSLINK 1つでさまざまな活用ができます。

督促業務における活用例もありますので、効果的な文面や活用法についてぜひご相談ください。

SMSLINKの特徴

国内キャリアとの直接接続
SMSLINKは国内の主要な通信キャリアと直接接続しており、発信元番号の正確性と信頼性が高いです。これにより、メッセージが迷惑SMSとしてブロックされにくくなります。
高い到達率
国内網を利用することで、SMSの到達率が向上します。認証コードや緊急通知など、確実に届ける必要があるメッセージに最適です。
セキュリティ対策が充実
国内直収のSMSサービスであるため、データが国内に留まる安心感があります。また、企業のセキュリティ要件にも対応したサービス設計です。
柔軟なAPI連携
開発者向けのAPIを提供しており、システムに簡単に組み込むことが可能です。多様なシステムと連携でき、業務効率化をサポートします。

まとめ

ショートメールの着信拒否設定と解除方法について解説してきましたが、SMSのブロックや迷惑メッセージ対策にはさまざまな方法と注意点を解説しました。ショートメールの着信拒否に関する知識を深め、効果的な対策を行いましょう。

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「SMSLINK」は、国内キャリアとの直接接続を持ち、安定した通信環境と高い送信成功率を提供する国内網のSMS送信サービスです。企業がSMSを使った通知やキャンペーンを行う際にも、SMSLINKを活用することで、顧客との確実なコミュニケーションが可能となります。

これらの対策やサービスを導入することで、SMSの送信・受信トラブルを最小限に抑え、ビジネスの円滑な運営に貢献できるでしょう。

株式会社ネクスウェイ／SMS事業部

主にtoC領域の企業様のコミュニケーション課題に対し、SMS配信サービス「SMSLINK」を用いた改善策の立案、サポートを提供。顧客との様々なコミュニケーションにかかわる人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。

【一覧表あり】SMSの拒否・ブロック設定について解説！拒否されたときの確認方法も説明

SMS（ショートメール）の拒否・ブロック機能について

着信拒否・SMS拒否の基本的な仕組み

利用可能なデバイスとOS

キャリアごとの違い