SMSの到達率改善に有効な「キャリア直接接続」とは?海外網・国内網との違いも解説
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こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
SMSの到達率や安定性を重視するなら、「キャリア直接接続」のSMS送信サービスがおすすめです。この接続方式は、国内の携帯キャリアと直接接続することで高いSMS到達率と送信速度を実現します。
本記事では、「キャリア直接接続」の特長やメリット・デメリット、他の接続方法との違いを解説し、最適な選択肢を選ぶためのポイントをお伝えします。
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「キャリア直接接続」のSMS送信サービスとは?
SMS送信サービスには、接続方式として「キャリア直接接続(国内直収)」「国内網」「海外網(非直収)」という3つの種類があり、一般的に「キャリア直接接続」「国内網」は「海外網」に比べて高到達率となります。違いを解説していきます。
接続方式 |
概要 |
到達率※ |
料金 |
---|---|---|---|
キャリア直接接続
(国内直収)
|
国内携帯キャリアと直接契約・接続をしているサービス |
約98% |
10円/通
前後
|
国内網 |
国内携帯キャリアと直接契約・接続せず、国内直収サービスとシステム連携しているサービス |
約98% |
15円/通
前後
|
海外網
(非直収)
|
海外のSMS配信サービス、もしくは海外のSMS配信サービスとシステム連携しているサービス |
約60~90% |
8円/通
前後
|
※接続率の実測値はサービスによって異なります
※圏外、電源off、受信拒否等を含む
キャリア直接接続(国内直収)
キャリア直接接続(国内直収)とは、日本国内の携帯キャリアの国内回線を介してSMSを送信するサービスです。サービスは、国内の携帯キャリア(docomo・au・softbank・Rakuten)と直接接続し、SMSを送りますす。
到達率は、海外網にくらべて高くなります。国内の携帯キャリアと直接接続しているため、「海外からの番号を拒否する」といった受信拒否設定などでブロックされることが少なく、到達率が上がるためです。
国内網
国内網とは、国内携帯キャリアと直接契約・接続をせず、前述の「キャリア直接接続(国内直収)」のSMS送信サービスとシステム連携をすることで展開しているサービスのことです。
「国内直収」と同様、海外網にくらべて到達率は高い一方、連携する国内直収のSMS送信サービスの仕様に左右されたり、価格が高くなる点がデメリットになります。
海外網(非直収)
海外網(非直収)は、海外のSMS配信サービス会社と接続し、海外網を利用してSMSを送信するサービスのことです。
到達率は国内直収・国内網のサービスに比べて低くなります。これは、「海外からの番号を拒否する」といった受信拒否設定によりキャリアによってブロックされるためです。
また、到達課金ではなくリクエスト課金のサービスが多く、実際の到達数に関わらずリクエスト数で課金されますので注意が必要になります。
「キャリア直接接続」のSMS送信サービスのメリット
到達率の高いSMSですが、到達率を上げること、また届いた相手にしっかりと見てもらうためには、「キャリア直接接続」のSMSサービスを利用することがポイントです。メリットを見ていきましょう。
高い到達率が期待できる
前述の通りSMS配信サービスの接続方式には3種類ありますが、到達率の高さを重視するなら「キャリア直接接続」のSMS送信サービスがおすすめです。
携帯電話の設定で「海外からの番号を拒否」する設定に影響されないため、SMSの到達率が高いためです。特に重要な通知や認証コードの送信においては、大きなメリットとなります。
ただし、海外在住の方に向けてメッセージを送信したい場合は、海外網と国内網を切り替えることができるサービスや、それぞれで別のサービスを採用する必要があります。
送信速度の速さと安定性
海外網(非直収)のSMS送信サービスは、海外の通信網を利用してSMSを送信するため、国内からSMSを送った場合でも海外の通信回線を経由します。そのため、相手にSMSが届くまでに遅延したり、届かない可能性もあります。
「キャリア直接接続」の場合は、国内の携帯キャリアと直接接続してSMSを送るため、海外網に比べてSMSの内容をスピーディーに、また安定的に相手に届けやすいです。大量のSMS送信や重要なメッセージをすぐに届けたい場合に最適です。
運用面のサポート体制
海外網(非直収)のSMS送信サービスの場合、サポート時間が海外本国の時間帯で行わることや、マニュアルが英語の場合もあり、万が一の障害時にスピーディーに対応してもらえない可能性もあります。
キャリア直接接続のSMS送信サービスの場合、マニュアルや24時間365日の監視など、運用面でのサポート体制が充実していることが多く、初めてSMSサービスを利用する企業でも安心して運用できます。
「キャリア直接接続」のSMSサービスの注意点
「キャリア直接接続」のSMSサービスは多くのメリットがありますが、注意すべき点も存在します。特に送信コストや送信元の表示に関する制約は、利用を検討する際に重要なポイントです。
以下では、それぞれの注意点を解説します。
送信コスト
キャリア直接接続は高品質・高到達率のSMS送信を可能にする一方で、他の接続方法と比べて送信コストが高くなる傾向があります。特に、大量のSMSを送信する場合は、コスト管理が重要です。
送信コストの特徴
- キャリア網を直接利用するため、他方式(海外網や国内網)よりも高い料金設定になる
- 配信単価はメッセージの長さや送信件数に応じて変動する場合がある
コスト削減の工夫
配信対象をセグメント化し、重要なメッセージのみに絞って送る
メッセージ内容を簡潔にしたり、URL短縮機能を活用したりして、1通あたりの文字数を抑える
メールなど他チャネルと併用する
送信元の表示
キャリア直接接続では、送信元番号の表示は電話番号(Softbankの場合は6桁のショートコード)のみとなり、英数字などに変更することはできません。
海外網の場合は、任意の英数字に変更することが可能です。会社名やサービス名などを表示させることで、顧客がSMSを受け取ったときの安心感につながります。
一方で、前述の通り到達率が下がってしまうこともあるので、利用はメリット・デメリットを考慮して検討するといいでしょう。キャリア直接接続を利用し、メッセージ本文内に会社名やサービス名をしっかりと明記して安心感の醸成につなげることも可能です。
信頼性を高めるためのポイント
- 本文内で企業名・問い合わせ先を明記する
- 企業HPやサイトなどでSMSを送ること、送信元番号について周知する
- 事前に社内でテスト送信を行い、受信側の表示を確認する
これらの注意点を事前に把握しておくことで、トラブルを未然に防ぎつつ、SMSサービスを効果的に活用できます。特に、コスト管理と送信元の信頼性確保は、利用企業にとって重要な課題となるため、慎重に検討してください。
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