IVR認証とは?ほかの認証方法との違いやメリットなどを解説

IVR認証とは?ほかの認証方法との違いやメリットなどを解説


自社のサービスのセキュリティを強化するためには、認証方法も丁寧に検討しなければなりません。認証方法のひとつとして、音声自動応答システムを活用するIVR認証があります。

この記事では、IVR認証のメリットやほかの認証方法との違いを解説します。認証方法の選び方についても解説するため、ぜひ参考にしてください。


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目次[非表示]

  1. 1.IVRとは何か?
  2. 2.IVR認証とは?
  3. 3.IVR認証の仕組み
  4. 4.IVR認証の特徴とほかの認証方法の比較
    1. 4.1.IVR認証
    2. 4.2.SMS認証
    3. 4.3.IVR認証+SMS認証
    4. 4.4.パスワード認証
    5. 4.5.生体認証
  5. 5.IVR認証のメリット
    1. 5.1.固定電話や格安スマホでの認証にも対応できる
    2. 5.2.SMSとの連携によりセキュリティを強化できる
    3. 5.3.対応を効率化できる
    4. 5.4.手間がかからない
  6. 6.IVR認証が向いているシーン
  7. 7.認証方法を選ぶ際のポイント
    1. 7.1.セキュリティレベル
    2. 7.2.コストや利便性
    3. 7.3.サポート体制
  8. 8.まとめ


IVRとは何か?

IVRとは、コンピューターにより自動応答できる音声システムのことです。「Interactive Voice Response」を略してIVRと表現されています。たとえば、問い合わせ用の電話にIVRを設定し、接続先を振り分けている企業も多いです。


IVR認証とは?

IVR認証とは、IVRのコンピューターの音声を活用して認証を行う方法です。電話番号だけで認証作業を適切に進められて便利なため、IVR認証を導入する企業が増えています。


IVR認証の仕組み

IVR認証では、電話を通してコンピューターが自動的に認証番号を読み上げ、ユーザーへ通知します。コンピューター側から電話をかけるだけでなく、ユーザーからかかってきた電話にも対応可能です。

ユーザーはコンピューターの音声によって発せられる認証番号を聞き取り、スマートフォンやパソコンで認証作業を進めます。電話番号さえあれば利用できるため、安全かつスムーズな認証を実現できます。


IVR認証の特徴とほかの認証方法の比較

IVR認証は、ほかの認証方法と比べてどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、ほかの認証方法との比較について解説します。


IVR認証

 IVR認証は、電話番号さえあれば簡単に認証作業ができます。ユーザーがSMSやメールを利用できない場合でも、安全に本人確認が可能です。よって、多くの人がスムーズに認証作業を進められます。


SMS認証

SMS認証とは、スマートフォンなどで利用できるSMS(ショートメッセージサービス)を利用して認証する方法です。携帯電話宛てに4桁や6桁のショートコード(ワンタイムパスワード)を通知し、ユーザーがそれをシステムへ入力すると本人確認が完了します。

SMSを利用できるのは、スマートフォンやガラケーなどの携帯端末です。また、スマートフォンであっても、音声通話に対応していなければ利用できません。


参考記事:SMS認証とは?本人確認の重要性やメリット・デメリット、活用例について


IVR認証+SMS認証

多くの企業がSMS認証を採用しています。しかし、SMS認証にしか対応していないと、SMSを利用できないユーザーは認証作業ができません。SMSを利用できないユーザーにも対応するには、IVR認証とSMS認証を併用する方法があります。

IVR認証とSMS認証の両方を利用できるようにしておけば、SMS認証ができないユーザーに対しては自動音声による認証番号の通知が可能です。それぞれのユーザーに適した方法で認証作業を進められます。


パスワード認証

パスワード認証の場合、通知したIDとパスワードをユーザーに入力させて本人確認を行います。パスワード認証は、インターネットの歴史が始まった1990年代から利用されている認証方法です。

簡単で便利な方法ですが、数字やアルファベットの組みあわせだけで認証するためリスクもあります。辞書攻撃や総当たり攻撃などに注意が必要です。


生体認証

生体認証とは、体の一部の情報をもとに認証作業を進める方法です。身体的な特徴は固有のものであるため、セキュリティを高められる点が大きなメリットです。あらかじめ登録しておいた生体情報と照合して本人確認を進めます。

ただし、ユーザーがけがをしたり体調不良に陥ったりすれば、認証に失敗する可能性があります。


参考記事:多要素認証と二段階認証の違いとは?メリット・デメリットや認証方法の種類を解説



IVR認証のメリット

IVR認証にはさまざまなメリットがあります。以下で具体的なメリットについて解説します。


固定電話や格安スマホでの認証にも対応できる

IVR認証は電話番号があれば実施できるため、ユーザーの通信手段や電話の種類を問わず利用できます。音声通話に対応しているキャリアのスマートフォンだけでなく、固定電話や格安スマホでも本人確認が可能です。

さまざまなユーザーが認証作業をスムーズに進められるため、サービスの質の向上にもつながります。


SMSとの連携によりセキュリティを強化できる

IVR認証はSMS認証と組みあわせて利用されるケースも多いです。SMS認証には高いセキュリティを期待できるものの、なかには利用できないユーザーもいます。

そのようなユーザーがIVR認証を利用できるようにすれば、問題なく認証作業を進められます。認証作業のセキュリティを強化するために効果的です。


対応を効率化できる

IVR認証を導入すれば、認証作業に必要な手間や時間を減らせます。認証のためのトークンを準備して配布するための人手も必要ありません。コールセンターの担当者がいちいち電話認証に対応する必要もないため、効率的です。

利用するアプリによっては、専門知識をもつエンジニアでなくても簡単に管理画面から設定を変更できます。


手間がかからない

IVR認証は、企業側の手間がかからないという点もメリットのひとつです。ユーザーごとにパスワードを管理する煩わしさがなく、本人確認のための手間を削減できます。

すでに触れたとおり、認証のためのトークンとしてのUSBデバイスを管理する手間もかからなくなります。担当者の負担も軽減可能です。


IVR認証が向いているシーン

認証方法としては、SMS認証を導入している企業が多い状況です。しかし、ユーザーが利用している端末の種類や契約内容によっては、SMS認証ができない可能性もあります。そのような課題を発生させないようにするためには、IVR認証の活用がおすすめです。

IVR認証を利用すれば、認証を要求するユーザーに対して着実に認証のためのパスワードを通知できます。SMS認証の課題を補完するために、IVR認証を有効活用しましょう。


認証方法を選ぶ際のポイント

自社で利用する認証方法を選ぶ際は、どのような点を意識すればいいのでしょうか。具体的なポイントについて解説します。


セキュリティレベル

本人確認はセキュリティを強化するために行います。よって、認証方法を選ぶときはセキュリティレベルに配慮しましょう。セキュリティレベルを表す指標として、AAL(Authenticator Assurance Level)があります。AALは1~3の指標にわかれており、数字が大きいほどセキュリティレベルが高いとわかります。

SMS認証は、単独ではAAL1のセキュリティレベルです。2要素認証を導入すれば、セキュリティレベルはAAL2になります。AAL3のセキュリティレベルを達成するためには、2要素認証を行うだけでなく、2要素目の認証の方法をハードウェアにする必要があります。


コストや利便性

一度しか使用できないパスワードをワンタイムパスワードといいます。ハードウェアでワンタイムパスワードを発行すれば、セキュリティの強化が可能です。ただし、この場合は大きなコストや手間がかかります。

AAL2を満たし、コストを低く押さえつつユーザーが便利に利用できる認証手段としては、SMS認証が適しています。IVR認証と組みあわせれば、幅広いユーザーに対応できるためおすすめです。

自社の予算や認証作業のために避けるリソースを考慮したうえで、どの認証方法を採用するか決めましょう。


サポート体制

ユーザーは自分の都合にあわせて認証作業を行います。24時間いつでも認証作業が行われる可能性があるため、常に安心して利用できる認証方法を選ぶ必要があります。安定性やサポート体制の充実度を確認し、信頼性の高いサービスを選択しましょう。

認証作業をスムーズに進められれば、ユーザーの安心感にもつながります。


まとめ

認証方法としてはさまざまな種類がありますが、IVR認証を利用すると安全かつ効率的に本人確認ができます。SMS認証と組みあわせながら、ユーザーがスムーズに認証作業を進められる環境を整えましょう。


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