SMSから画像・動画を送るには?電話番号で送信する方法を企業向け・個人向けに分けて解説
SMSで画像・動画を送りたい方必見!
画像ファイルのアップロードで、SMSで画像・ファイルを送る機能詳細を見てみる
こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
「SMS(ショートメッセージサービス)」は携帯電話番号宛にテキストメッセージを送信できるサービスですが、テキスト情報しか送信できず、通常画像や動画を送ることはできません。
最近では、企業向けに提供される「SMS送信サービス」を使う事で、画像やPDFファイルを送信できるようになりました。
この記事では、SMSで画像や動画、ファイルを送信する方法について紹介します。SMSの活用を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.SMSは画像やファイルを送信できない
- 2.SMSとは
- 2.1.携帯電話番号で送る
- 2.2.送信者側のみ料金がかかる
- 2.3.文字数制限がある
- 3.SMSで画像・ファイルを送るのにおすすめなシーン
- 4.【法人向け】SMSで画像・ファイルを送る方法
- 4.1.SMS送信サービスとは
- 4.2.SMS送信サービスを使って画像・ファイルをSMSで送る方法
- 4.3.SMS送信サービスの選び方
- 4.4.SMS送信の注意点
- 5.画像を送るなら、初期・月額0円で1通6円~のSMS配信サービス『SMSLINK』
- 6.【個人向け】SMS以外のサービスを利用する
- 6.1.【iMessage】iPhoneユーザー向け
- 6.2.【+メッセージ】携帯キャリアユーザー向け
- 6.3.【MMS】携帯キャリアユーザー向け
- 6.4.誰でも利用できるアプリを利用する
- 7.SMSで画像・ファイルを送るならSMS配信サービスを使いこなそう
SMSで画像・動画を送りたい方必見!
画像ファイルのアップロードで、SMSで画像・ファイルを送れる詳細を見てみる
SMSは画像やファイルを送信できない
結論をお伝えすると、SMSでは画像や動画、ファイルは送信できません。全くできないという訳ではないので、その方法については後述します。
皆さんの中に「SMSで画像・動画を受け取ったことがあるよ」と思った方は、インターネット回線を用いた標準規格RCS※1対応アプリ(+メッセージやiMessageなど)か、キャリアメールのMMS※2で受け取っている可能性が非常に高いです。こちらについては詳しく書いた記事がありますので参考にしてみてください。
※1 RCS・・・Rich Communication Servicesの略 ※2 MMS・・・Multimedia Messaging Serviceの略
SMSとは
そもそもSMSとはどういったサービスなのか解説します。
SMS(ショートメッセージサービス)は電話回線を利用したメッセージサービスです。SMSは相手の携帯電話番号さえわかればメッセージが送信できるので、ビジネスにおいても利用が拡大しています。
携帯電話番号で送る
SMSは、携帯電話番号があればすぐにでもメッセージの送信が可能です。MNP制度のおかげで電話番号はほとんど変わることがないため、届かないということが発生しにくいツールとも言われています。
また、SMSはキャリア携帯電話に標準搭載されているため、アプリのインストールやLINEの友達追加などのような作業が不要です。
送信者側のみ料金がかかる
SMSでメッセージを送る場合、送信者側には1通送るごとに送信料がかかります。ただし、受信には料金がかからないため、受信者側にとっては損失のない方法です。
ちなみにメールの送受信では、受信側もメールのデータサイズに伴う容量を消費するため、容量制限のあるスマホでの受信はデメリットと受け取られることもあります。
文字数制限がある
SMSで送れるメッセージの文字数は、最大全角670文字までです。また、キャリアによっては文字数によってSMS通数が増えていき、通数に応じてSMS送信料が高くなっていくので、SMSを使う際は留意したい点のひとつです。
SMSで画像・ファイルを送るのにおすすめなシーン
SMSは視認性が高く、重要なメッセージの送信に有効な手段と言われています。そのようなSMSで画像・ファイルを送るにはどのようなシーンが適しているのでしょうか?解説していきます。
キャンペーン案内
キャンペーンのを顧客にご案内する際、テキスト情報だけでなくクーポンをファイル添付でSMSで送ることができます。視認性の高いSMSで送ることで反響率UPが見込めます。
書類の送付
見積書や案内書類のPDFをSMSで案内することができます。SMS配信サービスを使えば、ファイルURLのクリック者の確認もできるので、閲覧者から連絡するなど、フォロー体制の構築にも有効です。
修正箇所の指摘
書類の不備箇所や、図面の修正依頼など、テキストだけでは伝えにくい内容もあります。画像データをSMSで送ることで、より効果的に相手に伝えることができます。
【法人向け】SMSで画像・ファイルを送る方法
通常、SMSはテキストメッセージ専用ため、画像や動画、ファイルを送信できません。顧客がiPhoneユーザーなら、あるいは+メッセージアプリを持っていたら、携帯電話同士でのやりとりが可能ですが、1件1件携帯電話から送信するのは大変な業務です。
そこで「SMS送信サービス」を利用することで、画像やテキストファイル、PDFファイルなどをアップロードし、共有用のURLをSMSのメッセージ内に記載することで画像やファイルを送ることが可能になります。
SMS送信サービスとは
「SMS送信サービス」「SMS配信サービス」はどちらも同じモノで、パソコンやシステムからSMSを送信できるサービスを指しています。その他にも一部では「A2P-SMS(Application To Person)」や「企業SMS」とも呼ばれていますが、LINEやFacebook、Yahoo!などにログインする際に届くSMS認証は、この「SMS送信サービス」を使って送られてきます。また最近では、予約のリマインドや請求書をSMSで送る企業も増えてきました。
なぜこのようなサービスを企業は利用するのでしょうか?携帯電話ではダメなのでしょうか?
携帯電話は1件ずつしか送信できません。それも、全て手入力をする必要があります。また、同じ携帯キャリア端末へは660~670文字のメッセージが送れますが、他キャリアの携帯電話へ合は70文字しか送れませんし、1日の送信通数に制限があります。このようにビジネスにおいては送信タイミングや文字数、頻度などを理由にSMS送信サービスを利用する企業は多くいます。
企業での主なSMS利用方法を紹介します。
- 就職・転職サービス:面談日の設定
- 宿泊・飲食サービス:予約確認
- 自治体:税金を滞納している人への督促
- 通信事業者:工事日のお知らせ
- インターネットサービス:SMS認証
- EC:広告配信
SMSで画像・動画を送りたい方必見!
画像ファイルのアップロードで、SMSで画像・ファイルを送れる詳細を見てみる
SMS送信サービスを使って画像・ファイルをSMSで送る方法
ではSMS送信サービスを使って、実際に画像やファイルをどうやって送れば良いのでしょうか?大きく2つの方法があります。
- ネット上の画像ファイルのURLを記載する
- 画像やファイルを送れるSMS配信サービスを利用する
①ネット上の画像ファイルのURLを記載する
解決策は、画像やファイルをインターネット上にアップロードすることで発行されるURLを、SMSのメッセージ内に貼り付け、リンク先のページで見てもらう方法です。これは現時点で確認できる唯一の対処法になります。
ちょっとしたテクニックとしては、メッセージの一番最後にURLを貼り付けると、携帯端末によってはSMSアプリ内でプレビュー表示されるため、URLをクリックせずとも画像を確認することも可能です。ただしこの方法は、SMSアプリ側のバージョンアップで利用できくなるケースも多くありますので、いつでもできるわけではありません。
画像やファイルをインターネットにアップロードする方法は、自社で保有するWebサーバ、SFA/CRMのファイル共有機能、外部のファイルアップロードサービスなど複数ありますが、これらを簡単に利用できない企業も多くいます。
②画像やファイルを送れるSMS配信サービスを利用する
上記の方法が利用できない場合は、画像ファイルをアップロードできる機能を提供しているSMS送信サービスの利用をオススメします。
ネクスウェイが提供するSMSLINKは、画像やテキストファイル、PDFファイルなどをアップロードでき、URL発行や自動短縮化など、全てがSMSLINKのサービス内で完結しています。またUIは誰でも簡単に操作・送信できるように設計されているので、初めて触る方でもマニュアルを読まずすぐに習熟して操作ができます。
SMSで画像・動画を送りたい方必見!
画像ファイルのアップロードで、SMSで画像・ファイルを送れる詳細を見てみる
SMS送信サービスの選び方
ファイルのアップロード機能以外にも、長くなってしまうURLを短縮してくれる機能、URLのクリック確認ができる機能、配信停止希望を受け付ける機能、同時に何件まで送信できるのかなど、SMS送信サービスには様々な機能があります。自社のやりたいことは、どの機能があれば実現できるのか?各担当者に質問を投げかけた上でサービス選定をしましょう。
SMS送信の注意点
便利なSMS送信サービスも、使い方次第では法律違反を犯してしまいます。SMSはEmailと同じく「特定電子メール法」の対象になるツールです。不特定多数の電話番号に対する一斉送信は絶対にしないでください。また、広告配信などの販促に使う場合は、事前の配信許諾、停止希望に対応するなど複数項目を遵守しなければなりません。
詳しくは下記記事よりご確認ください。受け手の顧客にとって安心・安全なSMS送信を心がけましょう。
画像を送るなら、初期・月額0円で1通6円~のSMS配信サービス『SMSLINK』
「SMSLINK」 は、国内携帯キャリアと直接接続し、安定した通信網を使ったSMS配信サービス。SMSで画像・ファイルを送信できるファイルアップロード機能を標準搭載していて、簡単に画像・ファイルが送れます。
1通あたり6円~送信でき、初期費用や月額固定料金は0円。料金は送った分の到達課金のみで、コストを抑えてSMS配信をしたい方におすすめです。
【SMSLINKの特徴】
- 5年で2,100社超の導入実績(※2023年8月時点)
- 国内携帯キャリアと直接接続による安定した通信網を利用
- 初期費用、月額固定費0円、1通あたり6円~(※月間の送信通数によって異なります)
- 直感的に利用できるわかりやすい管理画面
- API連携 / 最短3日で開発できる簡易API
重要連絡への活用から、日程リマインド、督促、アンケート活用、販促やマーケティング、SMS認証など、「SMSLINK」 1つでさまざまな活用ができます。
まずは自社で活用できそうか、どれぐらいの料金になるかなど問い合わせてみるとよいでしょう。無料の資料ダウンロードも可能です。
【個人向け】SMS以外のサービスを利用する
個人の場合、前述のSMS配信サービスを契約することは現実的ではないでしょう。ここでは、他のツールを利用して送る方法を解説します。
【iMessage】iPhoneユーザー向け
「iMessage」は、電話番号やApple ID を使うiPhone独自のRCSアプリです。メッセージ機能を使うと優先的に「iMessage」が立ち上がり、受信者が「iMessage」に対応していない場合は「SMS/MMS」に切り替わります。「iMessage」では画像がオリジナルサイズで送信されるため、低解像度モードを利用して通信量を抑えましょう。
【+メッセージ】携帯キャリアユーザー向け
「+メッセージ」は、auとSoftBank、NTTドコモのユーザーが利用できるRCSアプリです。最近になって格安ブランド(格安SIM)やMVNOユーザーにも順次利用開始できるようになりました(2021年9月2日発表)。
「+メッセージ」はiPhoneとAndroidの両方で使え、画像も送信できます。送信できる画像サイズの上限は100MBと大きいですが、受信者が「+メッセージ」に対応していない場合は、「SMS/MMS」でメッセージが送信されます。
【MMS】携帯キャリアユーザー向け
MMSとは、Multimedia Messaging Serviceの頭文字の略称で、キャリア携帯会社が独自で提供しているメッセージサービスです。メッセージの宛先には、キャリアのドメインがついたメールアドレスを利用します。テキストの文字数に制限はなく、画像や動画、音声データなども送受信できます。送信できるメールサイズは300KB~3MB程度で、サービス内容は通信会社によって異なります。
誰でも利用できるアプリを利用する
Android公式の「Messages」や「Googleハングアウト」は、すべての端末でRCSができるアプリです。ただし、基本的に同じアプリを使っている人にしかメッセージが送れません。「Messages」で送れる画像サイズは1MBです。「Googleハングアウト」ならGoogleアカウント宛に画像が送れますが、SMSとしては設定できません。
SMSで画像・動画を送りたい方必見!
画像ファイルのアップロードで、SMSで画像・ファイルを送れる詳細を見てみる
SMSで画像・ファイルを送るならSMS配信サービスを使いこなそう
テキストメッセージ専用のSMSは、通常の方法では画像や動画、ファイルを送信できません。顧客がiPhoneユーザーなら、あるいは+メッセージアプリを持っていたら、携帯電話同士でのやりとりが可能ですが、1件1件社員が携帯電話から対応するには大変な業務です。
***
「SMSLINK」は、通信サービス30年以上の実績を持つネクスウェイが提供する企業向けSMS送信サービスです。多くの機能を持っている点が特長で、「画像ファイルのアップロード」「URLの短縮化」「URLのクリック確認」「配信停止希望受付」「定型文登録」など様々な機能を無料で利用できます。またアンケート作成機能やSalesforce連携機能など、有料オプションも充実。操作はマニュアルを読むことなく習熟できると好評です。
料金は従量制で、1通あたり6円から利用できます。ユーザーとの連絡業務に課題を抱えているなら、「SMSLINK」を活用してみてはいかがでしょうか。
>>SMS配信で業務が効率化できる「SMSLINK」のサービス資料をダウンロードする【無料】