SMSの利用方法について徹底解説!メリットや仕組み・SMS認証の実装方法も紹介
こんにちは。SMS配信サービス「SMSLINK」ライターチームです。
SMS(ショートメッセージサービス/ショートメール/Cメール)はユーザーへのメッセージや広告などの他にも、確認コード送信にも利用できます。近年では、SMSを利用した認証システムが増加傾向にあり、ユーザーにとって身近なものとなっています。
この記事では、SMSを利用した確認コードのメリットや仕組み、SMS認証の運用方法などを解説します。ぜひ参考にしてください。
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目次[非表示]
SMSを利用した本人確認とは
SMSの大きな特徴の1つに、電話番号さえわかればメッセージが送れるという点があります。メールアドレスなどを取得しなくてもメッセージを送信できるため、SMSを活用する企業が増えています。
また、SMSはメッセージや広告の配信などだけに使われるわけではありません。
金融系サービスで本人確認に利用されるシーンも増加しています。本人確認のために、確認コードをSMSで送信し、コードをサイトなどに入力してもらうサービスも増えています。このように、SMSは幅広い用途で利用されています。
SMSの確認コードとは
SMSの確認コードとは、SMS認証や本人確認、2ファクタ認証などで用いられる数字やアルファベットのコードです。例えば、4文字程度のランダム数字列や、数字とアルファベットを組み合わせたものなど、利用するサイトによって確認コードの形式は異なります。
SMSでユーザーの携帯電話やスマートフォンなどに確認コードを送信して、ユーザーにその確認コードを入力してもらう方式です。会員登録や料金の支払いなどの際に、都度発行される確認コードを入力して、本人確認を行います。
SMSで確認コードを送付するメリット
SMSで確認コードを送付するメリットとは何なのでしょうか。SMSで確認コードを送付するメリットは、大きく分けて2つです。ここでは、2つのメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
メリット1 不正利用を防ぎやすい
SMSとは、携帯電話番号を利用して送信できるショートメールサービスです。そのため、1人が複数のアカウント(電話番号)を持つことが難しくなります。EメールやSNSなどの場合は、フリーメールなどを使えば複数のアカウントを持てますが、SMSは携帯電話を複数持つ必要があるため、1人で複数アカウントを利用できません。
複数アカウント所持が難しいSMSを利用して、本人確認の認証をすることで、なりすましなどが防ぎやすくなります。また、不正利用防止の効果も期待できるなど、セキュリティ面での強化が見込めます。
メリット2 手軽に二段階認証ができる
アカウントのセキュリティ性を高めるという目的から、二段階認証を導入する企業が増加傾向にあります。
専用アプリのダウンロードや自動音声の認証などは手間がかかってしまうため、煩わしい、面倒くさいと感じるユーザーも多く、サービス利用を中断されてしまうリスクが高くなります。
その点、SMSの確認コードによる認証なら、SMSに送信される確認コードを入力するだけです。ユーザー側の手間が少なくなり簡単に二段階認証ができるため、煩わしさからサービス利用を中断するといったリスクが低くなります。
SMS認証については下記の記事で詳細に記載していますので、ご一読ください。
SMSで確認コードを送付する上で気を付けるポイント
SMSで確認コードを送付する際には、気を付けたいポイントがあります。
まずは、格安SIMやデータ通信専用スマホなどをユーザーが使用している場合です。この場合、電話回線の契約をしていないケースがあります。電話回線の契約をしていないことは、電話番号を持っていないことになるため、SMSの利用はできません。
また、基本的に電話回線は1人につき1回線となりますが、海外サービスの利用や複数の回線を持つ裏技も存在しています。そのため、なりすましなどに利用されてしまう恐れもあります。大きな被害が考えられるようなサービスの場合は、SMS確認コードだけでなく、他の認証方法もあわせて利用すると安心です。
SMSで確認コード送付する際の運用方法
SMSで確認コードを送付する場合、どのように運用すればよいのでしょうか。ここでは、SMSで確認コードを送付する際の流れについて解説します。確認コード利用までの流れや、確認コードの実装方法を紹介するので、参考にしてください。
確認コードを利用するまでの流れ
確認コードを実装したいが、どのような流れで利用するのかわからないという人も多いでしょう。確認コードを利用するまでの流れは以下のとおりです。
- ユーザーが簡易認証画面で電話番号を登録する
- サーバーからSMS送信依頼
- SMSにて確認コードをユーザーへと送信する
- 送られてきた確認コードをユーザーが確認し、認証画面に入力する
- サーバーが入力内容とSMS送信時に保管していた確認コードと一致しているか確認
- 一致していれば認証完了
このような流れで確認コードの利用が行われます。
確認コードの実装方法
実際に確認コードを実装するにはどうすればよいのでしょうか。
確認コードを実装するには、API(Application Programming Interface)を利用する必要があります。APIとはソフトウェアやアプリの機能をつないで共有させる役割を持つものです。APIを利用し、アプリにSMSを利用した認証システムを組み込みましょう。
これらのシステムの開発や実装にかかる負担はさほど大きくありません。ただし、認証システムの構築などには専門的なプログラミング知識が必要です。SMS認証を検討している場合は、自社APIと連携できるSMS配信サービスを選びましょう。
【OS別】ユーザーにSMSを確認してもらう方法
確認コードを利用した認証を行う際は、ユーザーが確実にSMSを確認できるように、キャリアごとのSMS確認方法を把握しておくことも大切です。
以下ではOS別のSMS確認方法について詳しく解説します。
【iOS】SMSを確認する方法
iOSの場合、ホーム画面にある緑色に白い吹き出しのアイコンが、SMSアイコンとなっています。このアイコンをタップすると、送信・受信したSMSの確認が可能です。
ポップアップ通知を設定している場合には、ポップアップからもSMSを確認できます。ポップアップをタップして、セキュリティを解除すれば届いたSMSをすぐに確認できるため便利です。
【android】SMSを確認する方法
androidの場合、ホーム画面に表示されている「メッセージ」というアイコンをタップすることで、受信・送信したSMSを確認可能です。また、ポップアップ通知の設定を行っていれば、ポップアップをタップして確認できます。
androidの場合、さまざまなメーカーがあります。機種によっても多少アイコンのデザインに違いがあるため、その点だけ注意しましょう。androidのSMSアイコンでメジャーなデザインは、水色に白い吹き出しがついたものです。
SMSはキャリアによって呼び方が変わる点にも注意
SMSはキャリアによって呼び方が異なるケースがあります。大手3キャリアでも、SMSの名称はさまざまです。auの場合は「Cメール」、docomoの場合は「ショートメッセージサービス」、SoftBankの場合は「SMS」という名称を使用しています。
自社サービスにSMS認証を実装する場合には、ユーザーが困惑しないようにする必要があります。例えば、「SMS(Cメールやショートメール)」というように、それぞれのキャリアの名称を記載しておくなど、説明の仕方を工夫しましょう。
まとめ
SMS認証とは、SMSで送信した確認コードをユーザーが認証画面に入力し、本人確認などを行う方法です。手軽に二段階認証が利用でき、不正利用を防ぎやすいというメリットがあるため、SMS認証を実装する企業も増えています。
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