SMSの仕組みとは?安全性やメリット、企業での活用法を紹介!
SMSをビジネスに活用するには?効率化の事例を知りたい方必見!
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こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
SMS(ショートメッセージサービス)はさまざまなシーンで使用できるため、SMSをビジネスに活用している企業は多いです。しかし、SMSを使ってみたいと思っていても、仕組みやメリットがわからず困っているケースもあるでしょう。
この記事では、企業のサービス開発担当者に向けて、SMSの仕組みやメリットなどを解説します。SMSを上手に活用するためにぜひ役立ててください。
目次[非表示]
- 1.SMS(ショートメッセージサービス) とは
- 1.1.SMSとMMSの違い
- 1.2.SMSとSNSの違い
- 2.SMSの仕組み
- 2.1.SMSの安全性は?
- 2.2.SMS送信サービスとは
- 3.SMSを利用するメリット
- 4.SMSを使うデメリット
- 5.企業でのSMS活用例
- 6.SMS送信サービスは「SMSLINK」
- 7.まとめ
SMSをビジネスに活用するには?効率化の事例を知りたい方必見!
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SMS(ショートメッセージサービス) とは
SMSとは「Short Message Service」の略であり、携帯電話で短文のメッセージを送受信できるサービスのことです。電話番号を宛先とするため、電話番号がわかればメッセージを送信できますSMSと似た言葉に「MMS」と「SNS」があります。それぞれとの違いについて解説します。
SMSとMMSの違い
MMSは「Multimedia Messaging Service」の略であり、いわゆるキャリアメールを表しています。「@」の後ろに各携帯電話会社のドメインがついているメールアドレスがキャリアメールに該当します。SMSと異なり、MMSは送受信できる文字数が無制限です。一般的なテキストだけでなく、HTMLを使用したリッチテキストも使用できます。写真、音声、動画などの送受信も可能です。
ただし、MMSを送信するには、相手のメールアドレスを把握しておかなければなりません。SMSは電話番号を宛先として使用するため、MMSよりも安定的にメッセージを送受信できます。
SMSとSNSの違い
SNSは「Social Network Service」の略であり、インターネット上のプラットフォームを通じて不特定多数のユーザーとつながるサービスの総称です。X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどがSNSにあたります。
SNSはテキストだけでなく、画像や動画もアップロードでき、他のユーザーと共有できます。SMSは電話番号がなければ連絡ができませんが、SNSはインターネット環境であれば誰でもアクセスでき、データの閲覧やメッセージの送受信が可能です。
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SMSの仕組み
SMSは、電話番号をメールアドレスのように使って、メッセージの送受信を行います。電話番号を宛先とするため、電話番号がわかればメッセージを送信できます。
メールを送受信する際はインターネット回線を使用しますが、SMSを送受信する際に使用するのは電話回線です。そのため、料金体系は通常の電話と同じように「送信のみ有料」「受信は無料」となります。
企業がSMSを通してメッセージを送るときは携帯電話から直接SMSを送信するのではなく、SMS送信サービスを利用するのがおすすめです。自社のシステムとAPI連携させれば、複数の宛先に対してパソコンの管理画面から効率的にSMSを送信できます。
SMSの安全性は?
SMSの送受信に利用する携帯電話番号は不正な取得やなりすましが難しいため、SMSは、メールやLINEと比べてセキュリティ面で優れています。特に、本人確認や2段階認証など、セキュリティが求められる場面で活用されています。
SMSのセキュリティについては下記の記事でも解説しています。
SMS送信サービスとは
SMS送信サービスとは、SMSを一斉送信できるサービスで、多くの人に対して同時に情報を伝えるために役立ちます。企業がSMS送信サービスを利用すれば、顧客に対する情報提供がよりスムーズになるでしょう。
SMSの送受信に使用されている回線交換ネットワーク通信は、メールの送受信に使用されているパケット通信よりも安定しています。たとえば災害発生時も、SMSを活用すると必要な情報をスムーズに届けやすいです。
企業だけでなく、医療団体や自治体も緊急時の連絡手段としてSMSを採用するケースもあります。
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SMSを利用するメリット
SMSにはさまざまなメリットがあります。ここでは、SMSを利用するメリットを具体的に解説します。
到達率の高さ
SMSの到達率は96%といわれています。この到達率には、携帯電話の電源がオフになっている場合、圏外の場合、受信拒否を設定している場合なども含まれています。メールと比較しても、SMSの到達率は非常に高い水準です。
SMSの到達率が高い理由は、電話番号宛にメッセージを送っているためです。メールアドレスは簡単に変更できるのに対し、電話番号を変更するには手間がかかります。また、電話番号が変更されるケースは少ないため、電話番号を一度確認できればその後は継続的にSMSを送信できます。
SMSは年齢やデバイスによる制限もないため、幅広く利用できるサービスです。
市場が拡大している
日本国内でテキストによるメッセージを送受信する場合、2011年以前は大手の携帯電話会社のキャリアメールが主流でした。SMSは単価が高いうえにキャリアを超えた送受信はできなかったため、キャリアメールに比べてあまり普及していませんでした。
しかし、2011年7月には3大キャリアで相互接続が可能になり、メッセージをやり取りするための一般的な方法として、SMSが認知されるようになりました。
SMSは他のメッセージ手段と比べて到達率が高いという優位性がある上に、安全性が高いサービスです。本人確認の手段にも適しているため、ビジネス市場での利用が急激に拡大しています。
視認性が高い
SMSの送受信は専用のアプリのダウンロードが不要です。携帯電話やスマートフォンには、もともとSMSを利用するための機能が備わっているためです。携帯電話やスマートフォンの電源が入っていれば、自動的にSMSを受信する仕組みになっています。
また、メールに比べると、SMSの受信数はそれほど多くありません。よって、送信した内容がほかのメッセージに埋もれにくく、ユーザーに確認してもらいやすいというメリットがあります。SMSはメール以上にしっかり情報を届けられるでしょう。
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SMSを使うデメリット
SMSにはデメリットも存在します。ここでは、SMSを使用するデメリットについて解説します。
送信コストがかかる
SMSは、電子メールやSNSの投稿のようにパケット通信を利用しません。1通送信するたびに課金されるため送信コストがかかります。回線交換ネットワークを利用するので、料金の基本的な仕組みは通話と同様です。
ただし、SMSを送信する側が料金を負担するため、受信する側は無料でメッセージを確認できます。相手に経済的な負担をかけずに済むので、ビジネスでも活用しやすいでしょう。
1通あたりの料金はそれほど高くないものの、頻繁にメッセージを送ると費用が積み重なるため注意が必要です。コスト管理を徹底しながら利用しましょう。
文字数に制限がある
SMSで送信できるメッセージの文字数には制限があります。従来は全角70文字が上限でしたが、最近は全角670文字までに上限が拡大しました。
ただし、SMSを受信する側が従来型の携帯電話を使用している場合、70文字毎に分割して受信するため、URLなどが分断されて届く可能性があります。スマートフォンなら全角670文字までを1つの吹き出しで表示できる可能性が高いため、宛先ターゲットや送信先の状況を想定して文字数を調整しましょう。
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企業でのSMS活用例
各企業では、SMSを幅広く活用しています。ここでは、以下のようなSMSの具体的な活用例を紹介します。
- 本人確認
- 督促連絡
- 予約リマインド
- 業務連絡
- 安否確認連絡
一つずつ、詳しく解説します。
本人確認
従来は、本人確認をするために免許証や保険証を提示してもらい、担当者が目視で確認する必要があったため、承認までに時間がかかるケースもありました。
しかし、SMSを利用して2段階認証で本人確認を行えば、スピーディに承認作業を進められます。携帯電話を購入する際にすでに身元の確認が行われているため、SMS認証を使ってパスコードを入力してもらうだけで本人確認ができます。
督促連絡
賃料や利用料を延滞しているユーザーに向けて督促連絡をする際にSMSを活用する企業が増えています。電話による連絡がなかなかつながらない場合でも、SMSを送信すれば相手が都合のいいタイミングで確認できます。
また、メールは送信しても他のメールに埋もれる恐れがありますが、SMSは受信数が少ないため確認してもらいやすいというメリットがあります。
例えば、金融機関では、引き落とし日のリマインドや引き落としができなかったときの督促などにSMSを活用できます。
予約リマインド
予約のリマインドにも、SMSが活用できます。
例として、美容院やエステサロン、宿泊施設、レストランなどでSMSによる予約リマインドが導入されています。
到達率の高いSMSで予約のリマインドをすることで、当日の無断キャンセルを防ぐことができます。
業務連絡
業務連絡などで、多くの人にまとめてSMSを送信したいと考えている場合は、SMS送信サービスの一斉送信機能が役立ちます。
例として、サーバーメンテナンスによるサービス休止の連絡や、塾やジムなどの休講連絡、来店者向けクーポンの配信などが挙げられます。SMSの一斉送信を活用すれば、複数のユーザーに対して効率的に情報を伝えられます。
携帯電話やスマートフォンからSMSを送信する際は1件ずつ送信することしかできません。また1日に送信できる件数の上限がありますが、パソコンからSMS配信サービスを利用すれば制限なくSMSを送信できます。
名前や所属などの条件で絞り込み、特定の相手だけにメッセージを一斉送信することも可能です。
安否確認連絡
災害時の、社員に対する安否確認連絡にもSMSが活用されています。
メールはインターネット回線を使用するため、災害時にインターネットが落ちてしまうと送受信ができません。SMSは電話回線でテキストのやり取りを行うので、インターネットよりも安定した送受信が見込めます。
SMS送信サービスは「SMSLINK」
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「SMSLINK」は1通あたり6円〜※という低コストによる配信が可能で、初期費用や月額固定料金は0円という導入しやすいSMS送信サービスです。送ったSMSの数によって利用料が確定するため、コストを抑えながらSMS配信を始めたいという方におすすめです。
初めてのSMS送信サービス導入でも安心なサポートやサービスも充実しています。
API連携は数日で完了でき、管理画面は直感的に操作できるわかりやすさにこだわっています。SMSの配信によってユーザーへの連絡の到達率を上げたいとお考えの方は、ぜひSMSLINKの導入をご検討ください。
※ 従量料金は月間の送信通数によって異なります。
まとめ
SMSにはさまざまなメリットがあり、ビジネスにおいても幅広く活用できます。SMSを活用すれば、効率的な情報提供が可能です。ただし、デメリットもあるため、注意点を確認したうえで自社に適した運用を実現しましょう。
ネクスウェイの「SMSLINK」は、マニュアルレスで簡単に操作できるSMS配信サービスです。保守、運用、サポートも充実しているため、SMSを有効活用するならぜひ導入をご検討ください。