SMSとLINEの違いと使い分け方法を解説!ビジネスで活用しやすいのは?
「友だち登録してもらえない」「LINEを利用していないユーザーにも訴求したい」
そんな場合に効果的に顧客へ連絡をするにはSMSが最適!
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こんにちは。「SMSLINK」ライターチームです。
SMSとLINEは、どちらもスマートフォンでメッセージのやり取りができるコミュニケーションツールです。チャット形式でやり取りを行うという共通点があるため、一見すると似ていますが、仕組みや料金体系、ビジネス活用における特性は大きく異なります。
この記事では、SMSとLINEの違いを整理し、ビジネスシーンでの使い分け方を解説します。特に近年、BtoC領域でニーズが高まるSMSの活用シーンに焦点を当て、おすすめのSMS送信サービスも紹介します
目次[非表示]
- 1.SMSとLINEの違いとは?ビジネス視点で解説
- 2.SMSの特徴
- 3.LINEの特徴
- 3.1.LINEの仕組み
- 3.2.LINEの料金体系
- 3.3.LINEのメリット
- 3.4.LINEのデメリット
- 4.【ビジネスシーン】SMSとLINEの使い分け
- 4.1.SMSが向いているケース
- 4.2.LINEが向いているケース
- 5.近年BtoC領域でニーズが高まるSMSの活用シーン
- 5.1.本人確認
- 5.2.督促連絡
- 5.3.販促・マーケティング
- 5.4.リマインド連絡
- 6.SMS送信サービスならSMSLINK
- 6.1.SMSLINKの導入事例
- 7.まとめ
「友だち登録してもらえない」「LINEを利用していないユーザーにも訴求したい」
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SMSとLINEの違いとは?ビジネス視点で解説
SMSとLINEは、ともにスマートフォンでメッセージをやり取りできるサービスです。しかし、ビジネスで活用する際には、両者の違いを理解しておくことが重要です。以下の表にて、SMSとLINEの主な違いをビジネス視点でまとめました。
比較ポイント |
SMS |
LINE |
---|---|---|
送受信に必要なもの |
携帯電話番号 |
LINEアカウント |
登録の要否 |
不要 |
必要 |
アプリインストール の必要性 |
なし |
あり |
送信できる情報量 |
テキストのみ |
テキスト、画像、動画、音声など |
料金 |
送信1通ごとに 数円〜数十円 |
基本無料 (※一部有料プランあり) |
SMSは携帯電話番号さえわかれば、相手が登録作業をしていなくてもメッセージを送れるのが最大の特徴です。一方、LINEは双方がアカウント登録し、お互いに友だち追加する必要があります。ビジネス用の連絡ツールとしては、送信できる情報量や、相手側の手間なくメッセージを届けられるかどうかが重要なポイントとなるでしょう
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SMSの特徴
SMSとはショートメッセージサービス(Short Message Service)の略称で、携帯電話番号をメールアドレスのように利用してテキストを送受信できるサービスです。
スマホを含む携帯電話端末にデフォルトでインストールされている機能であるため、アプリの入手が不要で、端末と携帯電話番号があれば誰でも利用できます。
SMSの仕組み
SMSは、電話回線を使って携帯電話同士で文字情報をやり取りする仕組みです。SMSの送受信は以下のような流れで行われます。
- 送信者が携帯電話から文字メッセージを送信
- メッセージは携帯電話会社のSMSセンターに蓄積される
- SMSセンターから受信者の携帯電話にメッセージが転送される
- 受信者の携帯電話にメッセージが届く
電話回線を使用するため、画像や動画などのデータを送受信することはできません。
SMSの料金体系
SMSの送信には、費用が発生します。受信する場合は費用はかかりません。
SMSの送信料金は、文字数によって変動します。大手キャリアでは、送信文字数1〜70文字までが3.3円、文字数の増加に合わせて約3円ずつ加算され、最大文字数604〜670文字までが33円という料金体系になっています。
企業がビジネス用にSMS送信サービスを利用する際は、「初期費用」「月額利用料」「メッセージ送信料」が発生します。初期費用と月額利用料はサービスによって無料のところもありますので、導入時に確認しておきましょう。メッセージ送信料は、1通あたり8〜18円程度が相場となっています。
SMSの料金体系について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
SMSのメリット
SMSには、以下のようなメリットがあります。
-
到達率が高い
相手の電話番号さえわかれば、確実にメッセージが届きます。また、SMSは受信するメッセージの量がメールほど多くないため、メールボックスに埋もれることなく開封してもらえる確率が高くなります。
-
セキュリティ性・確実性が高い
携帯キャリアの電話回線網を使っているため、セキュリティ性の高い通信が可能です。また、電話番号はメールアドレスのように頻繁に変更できる連絡先ではないため、本人に確実に届く確率が高いです。
SMS送信サービスを活用して顧客への連絡を行うメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
SMSのデメリット
ただし、SMSには以下のようなデメリットもあります。
- 文字数制限がある
- 画像などのデータを添付できない
これらのデメリットは、SMSに短縮URLを記載することによって対策ができます。
SMSと短縮URLを組み合わせる便利な使い方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
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LINEの特徴
LINEは、無料でメッセージの送受信、音声・ビデオ通話ができるコミュニケーションアプリです。
インターネット回線を利用し、1対1のチャットだけでなく複数人でのグループチャットにも対応しています。また、スタンプや絵文字を使って感情表現豊かなコミュニケーションが可能な点も特徴です。
LINEの仕組み
LINEでのメッセージのやり取りはチャット形式で、画面の構成がSMSと似ているため、混同されることもあります。しかし、SMSとLINEには仕組みの面で大きな違いがあります。
まず、LINEは電話回線ではなくインターネット回線を通じてメッセージの送受信が行われます。LINEはアプリケーションなので、ログインIDとパスワードを用いれば複数のデバイス間で同じアカウントの使用が可能です。
また、LINEにはメールアドレスのようなものは無く、代わりに「友だち追加」というシステムがあります。QRコードやID検索を使って他のユーザーを友だちに追加することで、メッセージのやり取りができるようになります。
SMSは電話番号さえわかれば一方向からのメッセージ送信が可能ですが、LINEの場合はユーザーに友だち追加をしてもらわないとメッセージを送ることができません
LINEの料金体系
LINEは、基本的に無料でメッセージのやり取りができます。この点もSMSとの大きな違いでしょう。
アプリのインストール、メッセージの送受信、ビデオ通話まで全て無料で利用できます。ただし、アプリ内課金があり、LINEスタンプなどは一部有料で提供されています。
LINEのメリット
LINEのメリットとして、以下が挙げられます。
- メッセージの文字数制限は1通につき10,000文字まで
- スタンプ・画像・動画などでメッセージを装飾できる
また、日常的にLINEを使っているユーザーはこまめにメッセージをチェックするため、LINEユーザーに限定すると到達率が高い連絡手段でもあります。LINEならではの「既読」表示システムによって開封されたかどうかがわかるという点もメリットでしょう。
LINEのデメリット
LINEは文字数制限を気にすることなく、無料でメッセージの送受信ができ、しかも画像や動画のデータも送れるという魅力的な連絡手段ですが、見逃せないデメリットがあります。
-
相手がLINEユーザーでないと送信できない
LINEを利用していない顧客とのコミュニケーションには不向きです。
-
ガラケー(フィーチャーフォン)ユーザーは利用できない
幅広い年齢層のユーザーに向けた大量の一斉送信には向きません。
-
セキュリティに脆弱性がある
ログイン情報の流出によるなりすまし・アカウントの乗っ取りのリスクがあるため、本人確認に利用することはリスクがあります。
LINEを一斉送信をするには公式アカウントの運用が必要になり、日々の運用に一定のコストがかかってしまいます。
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【ビジネスシーン】SMSとLINEの使い分け
SMSとLINE、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介してきました。実際に、ビジネスシーンにおいてはSMSとLINEをどう使い分ければいいのでしょうか。
ここからは、企業から顧客へのメッセージ配信において「SMSが向いているケース」と「LINEが向いているケース」を紹介します。
SMSが向いているケース
ここまでに紹介したSMSの特徴から、SMS配信が向いているケースとして以下が挙げられます。
- システムメンテナンスや休講連絡など、重要かつ緊急性の高いメッセージの配信
- 幅広い年齢層のユーザーに対するメッセージの配信
- 確実にユーザー本人に届けたいメッセージの配信
アプリのインストールが不要で、企業からユーザーへの一方向の連絡が可能なSMSは、上記のようなケースで役立ちます。
LINEが向いているケース
一方で、LINEでの連絡が向いているケースは以下の通りです。
- 動画や動画を使ったビジュアル重視のメッセージの配信
- 可能な限りコストを抑えたメッセージの配信
- 若い年齢層のユーザーに対するメッセージの配信
このように、SMSとLINEにはそれぞれ異なる強みがあり、活用シーンにも違いがあることがわかります。
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近年BtoC領域でニーズが高まるSMSの活用シーン
SMSは、ガラケー(フィーチャーフォン)が主流だった時代から提供されている連絡手段であり、レガシーツールという印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、近年ではその到達率の高さや確実性から、BtoC領域でニーズが高まっています。
SMSは実際に、以下のような場面で役立つ連絡手段として多くの企業から選ばれています。
- 本人確認
- 督促連絡
- 販促・マーケティング
- リマインド連絡
それぞれの活用シーンについて、詳しく紹介します。
本人確認
SMSはユーザー本人への到達率が高いため、本人確認のツールとして使われています。主にユーザー登録時やログイン時にSMSを用いて2段階認証をすることで、不正アクセスを防止し、なりすましを防ぐ有効な手段となります。
SMSは携帯電話番号さえ分かれば送信できるため、メールアドレスを持っていないユーザーにも対応可能です。また、海外の電話番号にも送信できるため、グローバルなサービス展開にも適しています。
SMSによる本人確認については、以下の記事で詳しく解説しています。
督促連絡
メールアドレスと異なり、電話番号は変更が少ないため、支払い遅延などの督促連絡にも最適です。
SMSでの督促連絡には、以下のようなメリットがあります。
- 電話よりもユーザーの都合に合わせやすい
- テンプレート化することで運用コストを削減できる
- 短縮URLを使うことで支払い確認の画面などに誘導しやすい
督促の連絡手段にお悩みの方は、ぜひSMS送信サービスの導入をご検討ください。
家賃の滞納など、債権回収の督促連絡にSMSが有用な理由は以下の記事にて詳しく紹介しています。
販促・マーケティング
SMSは販促・マーケティングにも活用できます。ただし、特定電子メール法に基づき、事前の同意取得が必要です。同意を得た上で、以下のようなSMSマーケティングが有効でしょう。
- キャンペーンの告知
- 新商品・サービスの案内
- お得なクーポンの配布
- 会員限定セールの案内
- アンケート依頼
このようにSMSをマーケティングに活用することで、顧客とのエンゲージメントを高め、売上アップにつなげられるでしょう。配信頻度や内容には配慮が必要なため、SMS送信サービスによる文書作成サポートを活用するのがおすすめです。
特定電子メール法を遵守して配信
SMSを販促・マーケティング目的で活用する際は、特定電子メール法の遵守が重要です。この法律は以下の事項を定めています。
- 事前に受信者の同意を得ること
- 送信者の名称・連絡先を表示すること
- 配信停止の方法を提示すること
特に、受信者の事前同意なくSMSを送ると法的違反となるため注意が必要です。特定電子メール法について詳しくは以下の記事で紹介しています。
リマインド連絡
SMSは、顧客へのリマインド連絡にも活用されています。例として、宿泊施設の予約リマインドや病院・サロンへの来院予約リマインドなどが挙げられます。
予約の前日や当日に、SMSでリマインド連絡をすることで、無断キャンセルを防げます。メールでは連絡が埋もれてしまったり、電話ではタイミングが合わないと出てもらえないといったリスクがありますが、SMSならその心配はありません。
短縮URLでSMSのデメリットをカバー
SMSでリマインド連絡をする際に、デメリットとなる可能性があるのが「文字数制限」です。顧客に対して伝えたいキャンセル料のシステムや予約変更の手順などを全てSMSの文面に記載するのは難しいでしょう。
SMS送信サービス「SMSLINK」の場合、SMS内のURLを自動的に短縮する「短縮URL機能」が標準搭載されています。以下の例文のようにURLへのアクセスを誘導することで、SMSに書ききれない情報を伝えることが可能です。
SMSでのリマインド連絡の例:
明日14時より◯◯サロンで
カットのご予約を承っております。
当日のご来店お待ちしております。
詳細は以下URLよりご確認ください。
https://gd7.jp/xxxxxxx
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SMS送信サービスならSMSLINK
自社のサービスはLINEよりもSMS配信の方が向いているとお考えの事業者様は、ぜひ実績が豊富なネクスウェイの「SMSLINK」をご利用ください。
1通あたり6円〜※という低コストによる配信が可能で、送ったSMSの数によって利用料が確定するため、コストを抑えながらSMS配信を始めたいという方におすすめです。初期費用や月額固定料金は0円なので、導入しやすさもメリットです。
API連携は数日で完了でき、管理画面は直感的に操作できるわかりやすさにこだわっています。SMSの配信によってユーザーへの連絡の到達率を上げたいとお考えの方は、ぜひSMSLINKの導入をご検討ください。
※ 従量料金は月間の送信通数によって異なります。
SMSLINKの導入事例
SMSLINKは、規模や業種を問わず多くの企業で導入されているSMS送信サービスです。導入数は、サービスリリースから5年半で2,500社を超えました。
数多くの導入事例から、一部を抜粋して紹介いたします。
-
株式会社スマサポ様
コールセンター業務において、顧客からの折り返しを待つ・何度も掛け直すというボトルネックをSMSLINKの導入によって解消しました。
- 新潟県湯沢町様(行政サービス)
ふるさと納税寄附者への連絡手段にSMSLINKを導入し、リンククリック率がメールの4倍にも達しました。
その他の事例は、SMSLINK_導入事例ページで紹介しています。
「友だち登録してもらえない」「LINEを利用していないユーザーにも訴求したい」
そんな場合に効果的に顧客へ連絡をするにはSMSが最適!
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まとめ
SMSとLINEは、ビジネスシーンでの活用において異なる特徴を持っています。
- SMSは本人確認や督促連絡、リマインド連絡などに適しています。
- LINEは若い世代への販促・マーケティングや、リッチな装飾のテキストメッセージに適しています。
活用シーンに応じてSMSとLINEを上手に使い分けることが重要です。特にSMSは、携帯電話番号によって送受信するという特性から到達率とセキュリティ性が高く、近年BtoC領域で注目されている連絡手段です。短縮URLを活用するなどの工夫により、SMSのデメリットをカバーすることで、より効果的なコミュニケーションが可能となります。
SMSをビジネス活用するなら、「SMSLINK」の導入をぜひご検討ください。
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ネクスウェイのSMS配信サービス「SMSLINK」はマニュアルレスで簡単操作でき、使いやすい機能も充実。業界最安値水準(6円/通~)での利用が可能です。
FAX、郵送、メールなどの通信インフラを30年間に渡って提供してきた実績があり、保守・運用・サポートまでお任せできます。SMSの活用についてぜひご相談ください。